線線線鳥

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集合住宅を見学に行った先に犬がいることはまずないけれど鳥はどこにでもいる。コンデジでそれを捉えるのもまた愉し。

鳥鳥鳥鳥

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近江八幡の駅から船着き場までうっかり歩いてしまったのは距離の読み違い。途すがら出会ったおそらく椋鳥のシルエット。

飯男魚猫

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西山卯三が描いた漫画の一コマ。かなり犬的な猫。大昔の「アッちゃん」とか「クリちゃん」とかはこんなタッチだった。仕事至上主義で頭をのほほんとしているうちにこんなに道を外れてしまった。

床格子猫

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「二軒家アパートメンツ」の階段は私たちが専有して使っている。屋外だけれども屋根はかかっていて猫にとっては居心地の良い空間なのだろう。

遠足柴犬

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勝沼ぶらぶら8。雨の予報を覆したのがうれしかったのか、勝沼ぶどう郷駅からメルシャンを越えて勝沼醸造そしてルミエールまで遠足。途中の民家で明らかにポーズをとる甲斐犬ならぬ柴犬。車だったら見落としていただろう。

鎮守這子

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勝沼ぶらぶら7。帰りの「かいじ」は塩山にしか停まらないので塩山駅に近い甲斐ワイナリーで時間調整することにして雨の中をタクシーで向かった。途中の神社に人だかりができていて運転手さんに聞くと氏子が身につけている「人形」を奪い合う祭だとのこと。ワイナリーで一杯やったあと雨の隙間をその熊野神社まで歩いてみると祭はもう終わっていて薄暗い鎮守の杜に提灯の灯が静かに残る「祭のあと」。雨上がりの夕暮れの身の引き締まるような薄闇を味わった。鳥居の先には参道が明確な軸線を形成しているのだが、その周りは神社とは無関係にできあがってしまっていて、そこでは歴史的風景が消失しつつある。出店は参道(の名残)を斜めに横切る道路沿いに数店。杜の中で片付けの人に尋ねたら地元では「ほこしょい」と呼びならわされているとのことだったが、後で調べてみると2年毎の例大祭で「やっこらこら」「やっこらさん」の通称があるとのこと。「やっこら」と呼ばれる氏子たちが「ほうこ(這子)」を身に着けて練り歩き、それらを人々が子宝の縁起物として奪い合う「奇祭」だそう。「ほこしょい」は甲州弁で「みやまくわがた」のことだというから、独特な方言と「ほうこ」とが入り混じって「ほこしょい」が出てきたのだろう。ひとつふたつ言葉を交わしたおかげでいくつもの知らない言葉に行き当たることができた。単語はすぐに忘れてしまうのをスマホのメモ機能が補ってくれている

隼人瓜籠

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勝沼ぶらぶら6。旧い民家を改装した甲斐ワイナリーの土間空間の囲炉裏端の籠の隼人瓜が色鮮やか。お土産に一ついただいて浅漬けにし旅を思い出す小さな幸せ。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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