教縁

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photo by Niina Shiota
日大生産工学部居住空間コース宮脇賞。今年のゲスト・クリティックは北山恒さん。「ワークショップ」の3人が揃った思い出深い集いになりました。あたたかく持ち上げてくれた居住の仲間たちにも感謝。3人並んで沢山のスマホの被写体になりました。北山さんの総評で「丁寧な教育」と評価してもらえてうれしい。そう、かけがえのない教育環境です。「暴力性が足りない」という北山さんならではの激励が心に滲みる。ありがとう。現状に満足していてはいけない。

築縁

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[蒲田の家]が2006年に竣工した時に中学生だった男の子が社会人として営業に来た。なんと設計コンサルタント会社に勤めているとのこと。家ができあがっていく過程を間近に体験して大きな転機となり建築の世界に興味を持ったのだそう。家族4人が緩やかにつながって暮らすほとんどドアのない住まいのあたたかさを熱く語ってくれた。仲のいい4人暮らしが目に浮かぶようだ。建築が繋ぐ縁、うれしい。写真は若冲特別公開を観に行った建仁寺両足院でみかけたお飾り。一列に並ぶ干柿10個は「外はにこにこなかむつまじく」だそう。外のにことなかの6個が離れている。中央は京都は橙。

建縁

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当ワークショップは一昨日6日が仕事始め。今いろいろとお世話になっている建設会社の辰が年賀の手拭を持ってきてくれた。鮮やかな赤の本染めのデザインは野老朝雄さん。オリンピック・エンブレムの革新的デザインで俄かに時の人となった野老さんと辰の縁を繋いだのはワークショップにデスクを置いている建築家の田邊曜さん。田邊さんとの出会いは日大生産工学部デザインコースの篠ア健一さんの紹介。次々に繋がっていく縁は楽しいなあ。

鼎縁

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谷内田さんが誘ってくれて2004年から日大生産工学部居住コースで非常勤をするようになった。谷内田さん北山さんとは1970年に横浜国大で出会って1978年には3人で「ワークショップ」を設立する永い付き合いだ。その北山さんが居住コースの宮脇賞にゲスト審査員で来てくれる。47年にも及ぶ永い縁に感無量。写真は重森三玲の庭を観に行った京都・松尾大社のお正月。

松尾大社

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京の冬の旅。若冲と大徳寺聚光院を主題にした構成に重森三玲も絡んで豊かな旅になりました。松尾大社の二度目の三玲にも見落としていた情景があるのは記憶の仕組みのせいかなと思ったけれどやっぱり前回は見落としていたようです。何故?。

鷺へ

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京都2日目もよく歩いて19km。白川、高瀬川、鴨川。鳥もたくさん撮りました。今日は少し寒くなるようです。

鵜から

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日暮れに粉雪が舞う冬の京都ではない穏やかな1日目。松尾大社の重森三玲の後は桂河畔を散策。東京では見たことのない鵜にも出会いました。夕食は「日常派」はいないので「にこら」。十割蕎麦、おいしかった。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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