
真っ青な冬空の下、西に向かっています。美しい富士山の写真は金曜日にアップします。

熊澤酒造のギャラリーで出会った犬がいつも[bigdog house]のダイニング・テーブルにいます。独り孤高のようにも見えますがいろいろなお気に入りや花々や写真にも囲まれてとても幸せなようです。

新年。ひのとのとり、音読みはていゆう。各国の十二獣はインドがガルダであるほかは共通して鶏。やはりルーツは同じなのだろう。ちなみにタイ、ベトナム、モンゴルは兎の代わりに猫だそう。2017年がいい年になりますように。もう訪れる機会があまりないかもしれない三保の浜で夕陽を浴びて羽根を休める鳶にも願いを託して。

2016年の最後の日。ディランさんのノーベル賞のほか私生活でも大きな節目いくつか。猫のクウも天国へ。 [doglog]の平均の一日クリック数はここのところ4000台を持続。みなさん、ありがとうございます。2017年も引き続き、よろしくお願いいたします。11月27日にアップした菊が半ばドライ化してまだ目を楽しませてくれています。

水鳥はどこで眠るのだろうか。島のように静かに浮かぶ鳥の群れに夕暮れが近づいたせいか俄かな動き。顛末を見届ける間も無く街に戻る時刻。暗灰色、明茶色のほかに若鳥もいるようだ。

浜離宮庭園の夕暮れ時の枯れ枝に羽を休める一群のカラスが絵になっている。街では嫌われ者だがここの生態系の中ではさもしい挙動が不要なのだろう。下を歩いている時の群れとしての対応には本能を超えた知を感じさせられる。ほかの鳥たちとも仲良く折り合いをつけているに違いない。

佐野ももさんのcomma設計のTENTOSHIは置いてあるものもいい。路面は売り物のクルマが展示できるつくりになっている。訪れた時は引戸が開けられた状態で、敷居部分の僅かな段差の脇に駱駝と驢馬。ラクダといえば「月の砂漠」。ロバといえばディランさんのVisions of Johannaの「宝石と双眼鏡が頭に」がRolling StonesのLPジャケットになっている。