12月8日、John Lennonの命日です。生きていれば67歳。いろいろと名盤はあるけれど、今日はJohn Lennon's JukeboxというCDを聴こうかな。Johnが60年代に愛用していたジュークボックスの中味をできるだけ忠実に再現したものとのこと、Johnの音楽のルーツと言える曲を集めたコンピレーションです。Larry WilliamsとMiraclesが3曲以上、Little Richard、Lovin’ Spooful、Gene Vincent、Buddy Hollyが2曲収められています。Bob DylanのPositively 4th Streetも入っています。

元スタッフの仲條雪さんが猫の写真を送ってくれました。「ビビ」。11月17日(猫の絵本)に紹介した田川一郎さんの猫と同じ名前です。

photo by Y.Nakajo

photo by Y.Nakajo
巣立っていったスタッフの活躍はうれしいもの、明日8日には彼女の新作の
オープンハウスがあります。クライアントは仲條正義さん。私は雪さん在籍中に正義さんの
[old M cabin]を設計しましたが、さすがにグラフィック・デザイン界の御大「カブトガニ」(矢萩喜従郎さんの命名です)、設計がまとまるまでの道程は平坦ではありませんでした。今度はどんな作品に仕上がったのか、見せていただくのがとても楽しみです。
朝陽がこんな奥にまで差し込んできています。クウの左上、ハヤ見えますか?寒くなってきて個体間距離が縮まってきています。

「頭の悪い仔犬って僕のこと?」「決まってるでしょ」

「仲良くするんですよ」

「僕はパピヨンという犬種です。うちのおとうさんはもともとパピヨンにいい印象をもっていなかったそうです。綺麗な女の人が似合う犬と思い込んでいたようです。確かに僕も、銀座のバーのママにフェネックと一緒に飼われている仲間のはなしを、小耳にはさんだことがあります。でもほんとうは足はものすごく速いし活発だし、マンション暮らしには向いていないのです。おとうさんも僕のことをよくわかってくれて、最近はとても仲良しです。」

「おとうさんの膝の上に腹ばいになっているのが好きです。」

「僕は自分では引き戸を開けられません。こうしていると、おとうさんが飛んできてくれます。」

もの思う、枯葉の季節。日曜日の朝の玉川上水。朝陽の中、美しい舞でした。

[doghouse]のジューンベリーもほとんど葉を落としました、ブルーベリーがそれに続き、アロニエが一番後まで残るようです、レモンとフェイジョアとシマトネリコは葉をつけたまま冬を越します。今年実がならなかったレモンは、来る年のために力を養っているのでしょうか。まだ落ちていない葉がアロニエです。

こちらはブルーベリー。青いのはレモンです。

父の六周忌で家族が[bigdog house]に集まりました。1979年に「ワークショップ」として設計した、私にとっての最初の作品です。家を新築することになり土地探しをしていた父が1977年のある日夜遅く、私に敷地形状の書かれた印刷物を持って帰りました。朝までかかってコンクリート3階建の案を仕上げ、父の出社前にプレゼン。「よっしゃ」決断の早い父はそれで土地購入を決めてしまいました。
ガラス屋根の土間にパーゴラが外から入り込んできている「屋外的」空間が家全体の結びの領域[縁]となっています。現在の私の設計のテーマはこの時から続いているわけです。この作品が「都市住宅」という建築雑誌に載ったことは、「ワークショップ」のその後に少なからぬ影響を与えたと思います。


地面を盛り上げて2階のテラスまで連続させています。なかなか大胆なアイデアです。

父はこの家の「ロジック」がとりわけ気にいったのだと思います。たいせつに住み込んでくれました。
猫のクウがマットの上で昼寝をしています。

「実はあまり記憶にはないのですが、生まれて間もない頃、人間の乗る自動車にはねられて左前足に大けがをしました。誰かに助けられ、獣医さんに預けられていた時に、現在の飼い主の娘さんに出会いました。その獣医さんがフクちゃんのかかりつけだったのがご縁というわけです。私に興味を持ってくれた彼女に、先生は「一晩貸してあげるよ」と言って、たくさんのごちそうも持たせてくれました。で、今[doghouse]の住人になっています。傷ついた足を手術で切除してもらったおかげですっかり元気になり、普通の猫として暮らしています。2年前にやってきた頭の悪い仔犬がいまだに私にちょっかいを出すのは、何とかしてほしいものです。」

