斎藤輝彦さんのリサイタルへ。Eccles、Bruch、Ravel、Gluck、Faure’ときてAmazing Graceを挟んで十八番のBottesini。素晴らしいコントラバスを
吉岡裕子さんの透明感あるピアノと共に堪能しました。配られた演者自らの曲目解説も力作です。Bottesiniに「コントラバス史上最大の人物であり、これから人類が何千年生き延びようとも彼を超える者は出てこない。」と最大級の賛辞を送ったついでに「残念ながら、芸術の世界も地球の資源のように有限なのである。」と演者の史観が顔をのぞかせるといった具合です。クラシックはほとんど門外漢といってよい私は「そうか、ディランと同じか」というふうに納得です。今回の3曲のBottesiniは特に難曲が多いようですが、私はそういうテクニカルな部分よりも、なんといっていいかわからない音楽の香りのようなものにかなり惹かれています。ヴァイオリン協奏曲を時々聴くBruchの「コル・ニドライ」も発見でした。満足のリサイタルでした。開場の調布グリーンホール小ホールは大ホールの音が漏れてくるひどい設計だったのだけは残念。会場にはGrappa村の
Marco親子も。彼らは一昨日Earth Dinnerを開催した代官山のDeLonghi’sのシェフErnestoさんの同郷の知り合いでもあります。おもしろいリンクですね。Earth Dinnerでは食材のことを少しでも体感しようと、私も厨房に入りErnestoさんのご指導の下、フキノトウを微塵切りにしました。今朝は散歩が終わりかけたころから冷たい雨。塀の上から庭に降りてきている薔薇も雨の中です。

ブルゴーニュの中でChablis、Cote de Nuits、Cote de Beauneをまわりました。

Chablisに着いた頃は
090408の写真もそうですがまだうっすらと朝霧がかかっていました。左側の斜面のほうが日当たりも良くGrand Cruで右側はPremier Cruだそうです。

最上級のほうの畑はけっこうな急斜面。ところどころにある小屋が絵になっています。畑の管理者の違いによって、遅霜対策の方法が異なっています。樹の仕立て方にも地域ごとにはっきりとした流儀があるとのことでした。よそから土を持ってきたり、人工的に水をやったりすることは禁じられているそうです。畑の力をそのまま結実させそれをワインにするということなのですね。だからこそ畑ごとに不変の格付けがきまっているのでしょう。

Montrachetが有名なCote de BeauneとRomanee ContiやGevrey-ChambertinのCote de NuitsのGrand Cruの畑のあいだを走りました。まだブドウの芽が出ていない淡い褐色の畑の中で、独り白い花を咲かせている木が目立っていました。おいしいワインということを抜きにして、ただただ美しい風景の連続です。

この地域ではこうして馬が畑を耕すことも珍しくないそうです。
勝沼からの帰り、相模湖駅で見つけた燕の巣。親鳥が餌を運んでいました。少し前は家の近所でもよく見かけた光景なのですが。

しっかり雨が降りました。穀雨。いい雨だなあ。私が帰宅した時には本降りで散歩がお預けになってしまい、ハヤは我慢できず、フクは朝の散歩で爆発でした。娘からは霧に煙る東京タワーの写真が送られてきました。パリのお手本とはまた違った味があります。

photo by Momoko Kinoshita
檸檬にやっと若葉が出ました。元気そうですが、ultramomoさんのところのような花芽はまだありません。今年は実がなるのでしょうか。

お隣の斎藤さん一家とフランスから持ち帰ったチーズでワインを楽しみました。赤はイタリアで、トスカーナのBibbonaのInsoglio 2006。6種のチーズの一つがChablisだったので訪問したDomaine Long-DepaquitのChablis Grand CruのLe Clos 2001も開けました。この紛らわしい名前の意味が今なら分かります。4月24日には調布のグリ−ンホールでその斎藤輝彦さんのコントラバス・リサイタルが開かれます。いつものボッテシーニに加えてブルッフやラヴェルも登場するそうです。興味のある方はブログ
[星と音楽と・・ ]をご覧ください。私も聴きに行きます。

[doghouse]には猫もいます。たいてい隠れていますが子供たちの姿が見えない時にはこうして堂々と姿をあらわします。クウの左前足がほかの猫と違っている経緯については2007年12月2日の
[doglog]をご覧ください。手前はイタリアン・パセリの苗。オレガノやローズマリーなどと一緒に庭におろしました。[キッチン・ガーデン」の始まりです。
