尾瀬へ 090613

今朝の日の出は4時24分。6月9日から17日まで同じ時刻ですからおそらく今日あたりが一年で一番早いはず。まだ暗いうちに起きて、犬の散歩を済ませ、これから尾瀬に向かいます。あまりにも早いのでおにぎりをコンビニで調達することにして、用意してもらった好物の鰯の梅煮を持っていきます。梅雨に入ったはずなのに今のところ雨ではなく「晴れ男」の面目躍如、と行くといいのですが・・・。写真は少し明るくなってきたall'apertoです。
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ボルドー シャトー 090612

メドックの5つのグランヴァンの中からシャトーマルゴーを訪れました。日本では雲の上のようなワインなので、正直なところ、銀座や表参道に並んでいる「ブランドものの箱」のような悪趣味の世界を覚悟していました。迎えてくれたのは長い一直線の並木道とその突きあたりに佇む落ち着いた館。案内してくださったのは穏やかで趣味の良いオーストリア生まれの老婦人。今回訪れたたくさんのシャトーやドメーヌのなかでも、ワインに対する思い入れの深さをもっとも強く感じさせられる、感動のひとときになりました。
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一年目の赤の貯酒庫です。樽の中央部は汚れやすいのでワインで着彩されています。この空間の体験は今進めている設計に決定的影響を与えました。
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ウィスキーの樽とは違ってすべてが新樽。ここには樽をつくる工房もあります。
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レセプションの中央を占めていたのはシャトー周辺の巨大な模型。ブドウの葉まで再現されていました。壁には建築家のドローイングによる平面図やサイトプラン。商品のディスプレーは一切ありません。記念にいただいた美しい小冊子の中身は2008年の詳細な栽培記録でした。ワインを育む大地への愛情。自然の恵みとしてのワインに対する誇り。こちらまでもが幸せな豊かな気持ちになってしまうほどの見事なプレゼンテーションでした。
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ブドウの大地の中の美しい幾何学としての並木。完璧な美しさを心に刻んでシャトーを後にしました。
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檸檬は葉のみ青々 090611

朝は雨。勝沼の「甲州」も青々としていることでしょう。[doghouse]の檸檬。去年は少しは花が咲いたのに今年はついに花咲かず。葉のみとは言え青々とはしていますから来年に期待しましょう。この状態がアゲハにも伝わるのか、今年はアゲハをそれほど目にしません。去年のようなタマゴや幼虫もまだ確認していません。表の木には青虫が何匹かいますが・・・。
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ところで、[doghouse]からそう遠くはない[al domino]では檸檬の実がついたようです。やっぱり鉢植えでないとダメかなあ。丹精が足りないのかなあ。

もしもし 090610

サンダル、新聞、ボール、なんでも運んでくるのが好きです。お気に入りの専用ソファでのんびり。運んであったサンダルが耳にひっかかりました。
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列車と列車 090609

大月駅で面白い場面に出会いました。富士急行線を河口湖から走ってきた列車が小淵沢から走ってきた列車に連結されるところです。思わずカメラを構えてしまいました。
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三菱一号館 090608

高校同期のI君のお誘いで三菱一号館見学会に参加。一度壊したものをまた復元したうえで美術館に改装するという珍しいプロジェクトです。歴史の層を重ねていくイタリア式レスタウロとは似ているようでまったく異なる手法です。担保として隣に高層ビルが出来上がりました。歴史のある建築物を高層ビルが担保する事例は1982年の合州国建築旅行の時にすでにたくさん目にしましたが、その時からほとんど進歩がありません。
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我々が一号館を拝見している頃すぐ近くの丸の内ビルの7階ではやはり高校同期のH君がロハス大賞の受賞式に臨んでいました。「マイボトルに、純水を、リフィル=再充填するというコト」での大賞です。おめでとう。で、丸の内ビル36階のBreeze Of TokyoでI君と二人でH君のお祝いの乾杯をしました。窓からの眺めは雨に霞んで私たちの街が美しく見えました。会場で見せていただいた丸の内の変遷DVDによると、丸の内一帯は昔は日比谷入江と呼ばれる海だったようです。埋立地に一号館から四号館までが建って煉瓦の街並みができたころが一番だったように思いました。ちなみにその入江に立てられていた海苔養殖のための「ひび」が日比谷の語源だそうです。
見学会に合わせてランチは近くの万世麺店有楽町店にしようと何日も前から決めていました。高校の近傍に赤坂店があったことから42年間も食べ続けているB級ラーメン。この支店にだけは「じゃめら」と名付けられたスープのはいっていない肉味噌ラーメンがメニューにあるのです。ところが行ってみると「じゃめら」がメニューから消えているばかりか6月10日まではふつうの肉味噌ラーメンそのものもリニューアルのためのお休み。暫し考え込んでしまうほどの衝撃を味わってしまいました。日比谷に纏わる高校の縁三題。歳だなあ。


レスタウロのはなしが出たからというわけではないでしょうが、飲み友達の野口教授から8日今夜10時からの世界遺産への招待状が面白いよとメールをいただきました。イタリア山岳都市の中からウルビーノ、シエナ、サンマリノがとりあげられるようです。録画を忘れてきてしまったので今夜は早く帰って観ることにします。

鞍馬 青豆とろろ蕎麦 090607

納谷新さん納谷学さん設計の「西荻窪の家」を見学に行ってきました。階段の配置のしかたが面白いと思いました。猫おじさんの事務所の好青年がひとりで見学に来ていました。駅まで戻りがてら、何日も前から決めていたとおり、「鞍馬」に寄りました。いい建築を見ていい蕎麦、最高ですね。
まずは田酒を頼んで焼き味噌をつつきながら蕎麦を待ちます。残念ながらここは常温のお酒を置いていません。このお酒なら冷えていなければもっと香り豊かなのになあ。蕎麦は夏のあいだだけある青豆入りとろろにしました。ごく薄緑のとろろに青い豆が二つ。美しい。きりっと冷えた蕎麦にひたっと合います。お酒にもぴったり。締めの蕎麦湯には二口目から黒胡椒。満足。
その足で荻窪の魚屋へ。写真は解体を待つ本鮪。少しだけ悩んで、待つのは止めにしました。鯖がいまいちだったので〆鯖は諦め、生きのいい大間の鰯を買って軽く酢でしめてつまみにしました。「鞍馬」の青豆とろろをヒントに、味噌で塩梅をしたとろろ汁に青豆を加えた一品をつくってみました。最後にご飯にぶっかけて納得の締めになりました。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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