長崎のヴィッラ。向こうの食卓と手前の厨房の間に「曖昧な空間」が挟まれています。天井は大平版、床はモルタル、壁は外壁材がまわりこんでいて、内外の仕切りがあるという意味で「内部」であるほかは「外部」仕様の空間になっています。「内部」の生活空間と外部とのあいだの緩衝領域になっているわけです。「曖昧な空間」に面した部屋側の開口部のガラス戸と網戸は両側に引き込まれています。この住宅では居室の仕切りの扉はすべてが引戸になっていて、外との関わりあい方を自由に調整できるようになっています。「曖昧な空間」がどのように使われるのか楽しみです。

長崎のヴィッラ。竣工写真撮影に立ち会いながら切ったシャッターの数が膨大すぎて整理するだけで大変です。アナログ時代には懐具合も考えて構図を厳選していましたから、隔世の感あり。その時代にウブドゥのアマンダリで体験した壁に囲われた露天風呂が、やっとここでこの屋外シャワーに結実しました。気持ちいいだろうなあ。

長崎のヴィッラ竣工。15時から翌日15時までの撮影は完璧に天候に恵まれ素晴らしい映像が記録されました。太陽が湾の向こうの山並みに姿を隠そうとするころ、界隈の顔見知りの猫も棟に上がって、絶景かな。目が合うと寄ってくるのでそっと狙いましたが。

海が荒れても開けた日の「武蔵」の一品。湯引き2点はハモとコモンサカタザメ。後者は長崎でも珍しくて島原あたりで「きゃあめ」と呼んで珍重されているそう。サメから遠く離れたおいしさでした。長崎の名残を惜しむなら、街深く踏み入らなくちゃと、翌日の昼はここで教わった
寿々屋へ。「名物」ではなく「街の」皿うどんはいけます。当然の極細麺に金蝶ソース。大将のお気に入りは焼きめしに「特製」うどんスープだそうです。「武蔵」の名が口に出たとたんに自家製の「紫蘇茶」が出てきました。街の夏、ですね。


[doghouse]の中庭には虫がいろいろ。アゲハが好きな柑橘類もあるので大型の青虫ものそのそ。でもバラに着いたのが運の尽き。
