a day in the life in Hiroshima

広島の旅から。丹下健三の平和記念資料館に始まり村野藤吾の世界平和記念聖堂で締める。そんな感じの暑い広島でした。夜はやっぱりお好み焼き、楽しかった。周辺の都市開発のために、村野のトーレがランドマークとしての役割を失ってしまっているのは残念。丹下の強い軸線はやはり都市の成長により弱められているとは言え原爆ドームへの一直線は鮮やかでした。建築が都市の重要な構成要素として認識されていたよき時代の残滓です。
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現場から

長崎の現場。東京での普段の仕事では現場に浸り切りになるということはないので、すべてが現場の三日間は刺激的でした。梅雨明け直前、浮世絵のような目に見える雨が降ったかと思うと、突然の陽射し。中間領域を形成するファイバーグレージングが思わぬ情景を作りだします。写っているのは左官、タイルなどモルタル絡みの万能選手Mさん。お世話になっています。
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幸せな景色

長崎の現場。やっと照明チェックを終えたばかりの椅子もテーブルもない現場でよく冷えた白で乾杯。3年前雑草生い茂るこの地をクライアントと二人で確かめて始まったプロジェクトの確かな結実を確認しあいました。どんなレストランでの乾杯よりもうれしいセッティングです。8時を過ぎて宵闇に溶け込みつつある空を流れる雲からも目が離せませんでした。白家園の豚まん、合いました。
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トルコライス

長崎の仕事が終わりに近づき、ずっと気になっていたトルコライスをやっと片付けました。せっかくだから元祖との誉れ高い「ツル茶ん」(ひどい店名ですね)。ピラフに乗ったカツにカレー風味ソーズがかかり付け合わせにナポリタン。想定どおりとは言え、もうこれっきりの一品でした。店の片隅に何故か置かれたニッパー一家が象徴的です。
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happy together

フクが逝って半年。あの時地鎮祭を迎えた長崎のヴィッラも竣工間際です。この写真は2005年の7月7日撮影。フクは8歳、シェパードは歳をとりません。
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a day in the life

足場が取れたばかりの富ヶ谷の集合住宅視察がてら反原発の代々木公園へ行ってみました。とにかくたくさんの人が思い思いに集まっていました。それぞれ何か訴えたいという自発的な小さな集まりの集合。およそ40年ほど前に体験した、火薬やガソリンの匂いを伴う昂揚感とは違う、不思議な感動を味わいました。為政者の責任放棄、背信、棄民。民主主義を標榜する国家とは思えない事態での止むにやまれぬ集まりです。壇上の大江健三郎の言葉を借りれば、私はそれほど国に「侮辱されている」ということなのでしょう。何万人集まったという数はさほど重要なことではないかもしれませんが、これほど大きな社会の動きが正しく報道されないという状況はもはや尋常ではありません。NHKの番組編成者は豪雨や猛暑を天の恵みと感じたことでしょう。デモそのものは見事に飼いならされていて、42年前の高校のデモでさえ外苑西通りいっぱいに拡がって歩いたのに、何万という人々が5列縦隊ほどの細い流れに絞られしかも途切れ途切れに進んでいくありさまです。おかげでいろいろと面白いものが目に止まりました。
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time fades away

久しぶりの我が家で娘が教えてくれた「化石」。葉脈だけが白く残って何とも言えない儚さ。場所からするとブルーベリーかレモンなのでしょう。中庭の植物に目を遣るゆとりを失くしてしまっていたことにも気づきました。
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木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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