長崎の現場。東京での普段の仕事では現場に浸り切りになるということはないので、すべてが現場の三日間は刺激的でした。梅雨明け直前、浮世絵のような目に見える雨が降ったかと思うと、突然の陽射し。中間領域を形成するファイバーグレージングが思わぬ情景を作りだします。写っているのは左官、タイルなどモルタル絡みの万能選手Mさん。お世話になっています。

長崎の現場。やっと照明チェックを終えたばかりの椅子もテーブルもない現場でよく冷えた白で乾杯。3年前雑草生い茂るこの地をクライアントと二人で確かめて始まったプロジェクトの確かな結実を確認しあいました。どんなレストランでの乾杯よりもうれしいセッティングです。8時を過ぎて宵闇に溶け込みつつある空を流れる雲からも目が離せませんでした。白家園の豚まん、合いました。

長崎の仕事が終わりに近づき、ずっと気になっていたトルコライスをやっと片付けました。せっかくだから元祖との誉れ高い「ツル茶ん」(ひどい店名ですね)。ピラフに乗ったカツにカレー風味ソーズがかかり付け合わせにナポリタン。想定どおりとは言え、もうこれっきりの一品でした。店の片隅に何故か置かれたニッパー一家が象徴的です。


フクが逝って半年。あの時地鎮祭を迎えた長崎のヴィッラも竣工間際です。この写真は2005年の7月7日撮影。フクは8歳、シェパードは歳をとりません。

久しぶりの我が家で娘が教えてくれた「化石」。葉脈だけが白く残って何とも言えない儚さ。場所からするとブルーベリーかレモンなのでしょう。中庭の植物に目を遣るゆとりを失くしてしまっていたことにも気づきました。
