
伊東屋改めItoyaのプレゼントモードがかわいい。袋のシールが大きい赤クリップになっていて、黒い袋にぴたっと決まっています。売り場も階ごとにDESK、TRAVEL、HOMEなどとテーマが決められているのが面白い。竹尾が仕切っているFINE PAPERフロアでは同じ大きさにカットされたサンプルが無数に並ぶ美しさに感動。銀座通りに面した方がG.Itoya。色鉛筆がある裏のK.Itoyaには今度行ってみます。

久しぶりのお休みに大学生の娘と買い物が終わった後、銀座をぶらぶら。華やかな街を歩く時は連れがいるのもいいな。建物が燦然と自己主張しているブランドを避けてふらっと伊東屋へ。新しくなったフロア構成がなかなかよくできていてしっかり楽しめました。買いたいものいっぱいを抑えてホワイトデイ用に動物系をゲット。全フロア巡りの途中で写真の[farm]11Fに行き当たり、行こうと思っていた最近お気に入りの[barababao]を止めて12Fの[stylo]へ。娘と2人のワインはpenguin kissというかわいい名前のシラーを選びました。いい時間だったなあ。

横浜美術館で開催中の「村上隆のスーパーフラット・コレクション」。彼の作品そのものにはあまり興味がないのだけれど、世界中でたいそう評価されているようで遠巻きに眺めていました。五百羅漢も田中泯とセットで行こうとして、予約開始時刻を5秒も過ぎずにアクセスしたにもかかわらず先着140に乗り遅れて結局テレビで拝見のみ。ただしそのテレビで知った制作過程はたいへん印象的だったので、横浜で用があったついでに、と言い訳しながら足を運びました。びっくりしましたね。面白かったですよ。賢い人なんですね。古今東西、玉石混淆、超巨大、装置、仕掛け、映像、フクイチ・・・幅の広さに圧倒されてしまいました。そこにsuperflatとくっつけて「近代」との距離を置くところはお上手過ぎ。レオキャステリもちゃんといましたね。いずれにせよ元気いっぱいで気持ちよかった。この圧倒的存在感に対してこれらを収容している器の締まりのないこと。完敗です。建築に携わる者としては複雑な心境でした。写真はスーパーフラットコレクションから微視的に
七尾で中村好文さんに教わった朝鮮の鰻捕り。facebookに微視的写真を多数アップしています。

ベニスモモ。小振りな桜といった感じの可憐な枝花。春が一足早くやってきました。かわいいなあ。

iPhone6に変わってLINEができるようになり情報交換チャンネルが格段に増え、たまにはそれらが錯綜して頭が混乱したりするので、SNSはもうここまでと思っていたのですが、正方形の美しい写真が特色のinstagramにうっかりはまってしまいました。写真に重点を置いたSNSで写真のトリミングやレイアウトなど加工が簡単にできるようになっています。自分がアップしなくてもナショジオ、LIFE、instagram・・・見事なプロの写真がほぼ無限に楽しめます。刺激的です。美しい写真を選んでキャプション程度でアップしています。この写真はinstagramにアップした写真です。instagramも合わせてチェックしていただけると違った出会いもあるかもしれません。こちらのアカウントは匿名も可で、私のはdoglog17。検索してfollowすれば誰でも閲覧できます。facebook同様気軽に「いいね」したりされたりするところがポイントで、参加者との距離がぐっと縮まります。教え子たちのなかにはインスタ派もいてこれでまた「仲間」が増えました。iPhone躍進のポイントの一つは気軽に反応し合えることにあることがよくわかりました。

iPhone6に変わったことによりfacebookとの付き合い方も大きく変わりました。現場、飲み会、パーティ、街歩き、旅・・・気楽に撮った写真がその場でアップできるのですから、[doglog]とは大違い。写真の出来には拘らずにどんどんアップするようになりました。メッセージの交換もできるので通信手段としても便利。facebook上の「友達」の誕生日を知らせてくれるおかげで、楽しい出会いも急増。教え子たちはほとんどがスマホの達人なので、コミュニケーションが猛烈に円滑になりました。facebook上の情報は玉石混淆なのですが、きちんと「友達」を選べば情報の質は高まっていきます。建築、音楽、社会情勢、原発事故・・・マスコミ頼みでは得られない情報もたくさんです。iPhone6を英語モードに設定しているので、英文の情報もすいすい入ってきます。その気になればこちらから発信するのも簡単。もっともネットに乗せる情報はすべてチェックされているそうだから、究極的な良し悪しはわかりません。食べ物、スナップ、撮りたて・・・はfacebookにもっぱらアップし[doglog]は画像重視という棲み分けが定着しつつあります。この写真はほろ酔いながらも構図を考えながらのコンデジ写真です。facebookにはもう少し艶やかなダリアがアップされています。facebookも合わせてチェックしていただけると新しい発見もあるかもしれません。アカウントはMichio Kinoshita。最近はほとんどのアップを「公開」設定にしているので、大部分は「友達」にならなくても閲覧可能なはずです。iPhone躍進のポイントの一つはSNSとの馴染のよさにあることがよくわかりました。

去年突然ガラケーがクラッシュしたその日からiPhone6を使い始めて半年、思っていた以上に多くの変化が生活に起こりました。その一つが写真の撮り方。いつもコンデジ(今はsonyのHX90V)を持ち歩いているのですが、遠くから鳥を狙う時以外はほとんどiPhone6になりました。ネットにアップする密度の写真はiPhone6で十分なのです。それどころか状況によってはiPhone6の方が美しく撮れます。この写真は夜の室内の紅李(ベニスモモ)の花。撮り比べてみましたがiPhone6の勝ち。HX90VのPモードでは暗い時には感度を限界まで上げるので暗い背景が不必要に明るく写ってしまうのです。撮影装置の大きさは10倍以上違うのにこんな写真が撮れてしまうのは驚きです。いつもはiPhone6、アングルを細やかに選ぶ時や望遠はファインダーも付いたHX90V。スナップ写真はぜったいiPhone6。そういう使い訳が定着しつつあります。iPhone躍進のポイントの一つはカメラ機能にあることがよくわかりました。