superflat
横浜美術館で開催中の「村上隆のスーパーフラット・コレクション」。彼の作品そのものにはあまり興味がないのだけれど、世界中でたいそう評価されているようで遠巻きに眺めていました。五百羅漢も田中泯とセットで行こうとして、予約開始時刻を5秒も過ぎずにアクセスしたにもかかわらず先着140に乗り遅れて結局テレビで拝見のみ。ただしそのテレビで知った制作過程はたいへん印象的だったので、横浜で用があったついでに、と言い訳しながら足を運びました。びっくりしましたね。面白かったですよ。賢い人なんですね。古今東西、玉石混淆、超巨大、装置、仕掛け、映像、フクイチ・・・幅の広さに圧倒されてしまいました。そこにsuperflatとくっつけて「近代」との距離を置くところはお上手過ぎ。レオキャステリもちゃんといましたね。いずれにせよ元気いっぱいで気持ちよかった。この圧倒的存在感に対してこれらを収容している器の締まりのないこと。完敗です。建築に携わる者としては複雑な心境でした。写真はスーパーフラットコレクションから微視的に七尾で中村好文さんに教わった朝鮮の鰻捕り。facebookに微視的写真を多数アップしています。
2016/03/08(Tue) 09:19:54 | doglog