洗足池

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石川台で降りて南千束で打ち合わせた帰りは洗足池をぶらぶらして目の前の洗足池駅へ。池の周りも水面の上も鳥がたくさん。鳥見のひとときをスタッフと楽しみました。満開の山桜(かな)に戯れるのはメジロ。鳥のからだは伸縮自在。おもしろいなあ。

ふじ食堂

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五反田から池上線に乗るのは楽しい。7つ目の石川台で降りて打合せ。せっかくだからランチは現地でと考えて選んだ渋そうな「ふじ食堂」は何故か準備中でショック。手前の家の2階が道路にせり出しているのが不思議でパチリ。緩やかないい街なのかも。

white day

160322.jpgオペラシティーのSimon Fujiwara展。建築を学んだことを手掛りに作品が構築されているのが興味深い。いわば私的コンテクスチャリズム。撮影可がうれしい。絵になる場面たくさん。写真は「不死鳥三部作」からベルリン地下駅にあった鷲。

architecture for all

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ワタリウムのLina Bo Bardi展。ブラジルの大地から生えてきたような力強さと現代建築の細やかさが同居した暖かい建築。このタイトルはストレートに解かる。熱帯の太陽ですね。家具、植物、民芸品も展示に馴染んでいます。バイーアの猫がかわいかったなあ。写真が撮れなくて残念。ワタリウムは都市に根付いてきているけれど、ボッタの建物は街に馴染んでいるとは言えないなあ。

home away from home

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ギャラリー間の岸和郎展。繊細な模型、図面、プレゼンテーションが清々しい。「南予の家」の一部が私の[doghouse]に似ているのにびっくり。永い設計期間中に「南予の家」は竣工しているのだけれど見落としていました。 [doghouse]で11年経ってメンテが必要になってきている中庭デッキの南洋材はここでは足場板。後で写真で確認すると隙間がほとんどない様子。どうなっているのでしょう。屋外に展示されている小さなアクリル塊の三次元建築像の美しさはカメラに捉えきれませんでした。タイトルの「京都に還る_ home away from home」が解かったようで解り切れないのは読みが甘いからなんだろうなあ。いずれにせよ気持ちの良い建築時間を過ごしました。

confeito

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塩風味の金平糖がかわいい。ポルトガルが覇権を握っていた時代に日本に伝わったから、砂糖菓子を意味するポルトガル語confeitoが語源になっているのでしょう。ポルトガル語語源の言葉はほかにも、ボーロ、ばってら、ブランコ、ビスケット、ボタン、キャラメル、カルタ、カステラ、かっぱ、チャルメラ、「ピンからキリまで」、フラスコ、ひりょうず、襦袢、ジョウロ、メリヤス、おんぶ、オイチョ (オイチョ カブ)、パン、先斗、ラシャ、シャボン、天ぷら、たんと(関西の方言)、トタン、ビロード、ザボン・・・。出典日本ポルトガル協会ホームページ。影響力が甚大だったことがよくわかります。


SOLIDARITÉ TOHOKU

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3月11日19時解禁の東北6県ワインvin de “MICHINOKU”。 タケダワイナリー、酒井ワイナリー、十和田乗馬倶楽部、くずまきワイン、ワイナリーこのはな、八瀬ワイン、農家の夢ワインが提供した黒葡萄をタケダワイナリーで醸造したもの。ワインが土地の恵みであることをよく解かったしっかりした日本ワインです。気持ちばかりではなくその出来もうれしい。左がエチケットの拡大写真。切り抜かれた東北6県が右のシール。粋なデザイン。けれども、遅々として進まない復旧、5年も経ってまだ仮設住宅が残る状況、正気の沙汰とは思えない巨大堤防、そしてフクイチの(正確には判らない)現実、にもかかわらず無理やり開こうとする東京五輪。情けない。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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