
スタッフがキンカチョウを飼い始めたと聞いて驚いた。私がおよそ60年前に飼っていたのと同じ種類。そんな昔のこと故その鳥の姿が記憶に残っていて、フェイスブックにアップされた写真が妙に懐かしい。かの鳥の籠が猫に襲われ飛び去ってしまったことも、やはり忘れていない。歳をとったなあ。彼女たちのは「きんさん」だそうだが、僕のは名前を忘れてしまった。

野老朝雄さんのオリンピック・エンブレムについての山中祐一郎さんの
フェイスブック・コメントは読み応えがある。「数学的厳密性を背景にしつつ、柄/紋が繋がることで拡張/展開し、作品と環境が繋がり、それに関わる人や想いもまた繋がっていく」デザインは美しいとか印象的だとかいう感覚的な評価を超えた、思想を持ったシステムを基盤に持っているのだ。選定のプロセスはデザインの重要性を理解しない惨憺たるものだが、結果オーライとなったのはよかった。でも2020年にフクシマはどうなっているのだろう。2020年に三陸の仮設住居はまさか残っていないだろうな。

Bob Dylan14日目は7列目中央下手寄り。音の全体がちょうど視野におさまる素晴らしい席でした。ヘッケルさんも同じ列でご挨拶。それにしてもいいバンドだなあ。ひょこひょこ歩き回り、バンマスごっこの手振りやストレッチを繰り返し、単純音階反復の子供ピアノを楽しむボブ爺さんを過不足なくサポート。チームワークを大切にしていることが中心のない不思議な舞台照明からもわかります。セットリストが変わる期待はもうどこにもないけれど130分間音楽を堪能しました。素晴らしい夜の気持ちはモッコウバラ。

この小振りのユリは夜もかわいい。Dylan、13日で22曲。13日目の「箱違いの奇跡」もならず、限りなく固定に近いセットリストが続いています。

毎朝前を通る端正なハナミズキがこの朝の陽にひときわ美しい。

富士吉田行き帰りのバスの車窓も四季折々。山合は今頃が桜の盛りですが緑の中の白も目を引きます。

去年の8月に着工した富士ミネラルウォーター[aqua gallery]がつつがなく竣工式を迎えました。クライアントの富士急さんからの感謝状+金一封、うれしい。4月16日生産開始初日の商品もいただきました。何十回と通った敷地の隅っこに独り咲く桜を発見。