片瀬山へ

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篠原一男が設計した住宅を見学させていただくという機会に恵まれて片瀬山へ出かけるついでに江ノ電。日曜日の観光客の群れには圧倒されましたが、楽しい乗り鉄の旅になりました。まともな写真が撮れなかったのでジオラマ。

犬が歩く

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歩くのが好き。この前の数少ない休みの日もじっとはしていられなくてプロジェクトの土地を見にでかけました。渋谷から西麻布に向かう高速3号線下の快適とは言い難い散歩でも見どころいろいろ。一番お気に入りの写真はこの重ね写し画像かな。犬が邪魔?
7月1日[lecture series]
7月2日[alley#1] openhouse
犬は歩き続けます。

shoofly

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暗鬱な梅雨空の下の生命感。クロホオズキとはよく言ったもの。ナス科オオセンナ属Nicandra physalodes Violaceaほおずきとは別種。英名のshooflyには四季のデリカシーがないな。

[faucet]

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息子に連れられて行ったのは円山町のビールこだわりの店。40種類のクラフトビールが樽から飲める。息子はウワバミ系なのでうっかり付き合うとアブナイのですが、ビールに関してはたいへん詳しく勉強になります。頼もしくなったものだなあ。度数の高い値段も高いのを集中的にトライしたら、案の定、酔っぱらいました。

mohito

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3杯目のモヒートのミントはなんとキューバ産。かつてハバナで楽しんだ味にかなり近いワイルドな仕上がりだけれども、やっぱり嗜好品は環境依存が大きいかな。現地で味わった全体は再現できないように感じました。キューバの話で隣席の女性と盛り上がりすぎて、バーからやんわりとイエローカード。確かに。さすがに銀座のバーですね。普段あまりお酒が得意ではない娘とお酒を肴に楽しく過ごせて幸せ。

[star bar]

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大学生の娘に誘われてカクテルで有名な銀座のバーへ。1杯ずつのつもりだったのにいろいろ教わりながら楽しんでいるうちに3杯まで進んでしまいました。チェイサー用の氷は限りなく透明でほとんど見えないなど随所に細かい技ありです。1杯目は私の定番エクストラ・ドライ・マティーニ。ジンはbeefeater24。果物類にもたいへんな拘りがあるようなので2杯目はスイカ・テキーラ。たいへん美しくかつ美味しい。


Assjel im Gehege

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こちらも斎藤輝彦さんの縁でリサイタルを聴き続けている瀬川裕美子さんは西洋音楽の周縁部に果敢に挑戦している若手ピアニスト。今回はヴァイオリン奏者でもあったパウルクレーの言説を黒子に「肥沃の国の境界」を探訪していく趣向。「線+ポリフォニー・・・」という副題は私には難し過ぎだが、演奏会には瀬川さん自身の随想、覚書、雑感からなる分厚い小冊子が付属していてこれをじっくり読むとやっといくらかはわかってくる。が、ウェーベルン、「ハンマークラヴィーア」、近藤譲、ブーレーズという選曲も私のようなクラシック門外漢にとってはかなり手強い。シューベルトの即興曲とブラームスの間奏曲が一番楽しめたかな。小冊子に出てくるクレーのワラジムシAssjel im Gehegeが面白い。これもPolka Dotsと同じく1940年。演奏会後の懇親会は取りつく島がなくて壁の花状態になるのではと心配しましたが杞憂。楽しい豊かな時間を過ごすことができました。作曲家の近藤譲さん鈴木治行さんのほかには音楽の周縁部の専門家が多いのは瀬川さんの活動の幅広さの証でしょう。ゲーテ自然科学の集い代表の粂川麻里生さんが息子のドイツ語の先生だったのは奇遇。舞踊評論家の石井達朗さんはワークショップがかかわった[from DANCE]@白州で田中泯と高橋アキの競演を体験されているという縁もありました。会場の小石川テラスのカーペットは[A clinic]でサイン計画をお願いした今話題の野老さんのデザイン。音楽の縁も奥深し。


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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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