谷根千歩きは都営ワンデーパスを使ったので起点は上野広小路あたり。不忍池を廻ると根津はもうすぐ。青々と元気いっぱいの蓮の群生に足が止まります。池を取り巻く不揃いなスカイラインや屋上の巨大広告棟が悲しい。
祭囃子が楽しい根津の街歩きでの一コマ。こういう情景に出会うことは最近はほとんどなくなりました。新しい「街のさかなや」を目指す若主人と近所の仲間の、お酒も入る寄合に出かける前の、ちょっとした話し合い。物語です。
まだ二度目の秋だというのに、いろいろと想うところもあるようなコーイケルホンディエのマル。
建築の現場にいてもふと雲に目がとまり、コンデジで空を引き寄せてパチパチ。澄み切った青い空はもう秋。白い吹き流しは刻々と姿を変えていくので、またパチパチ。
仄かに白く縁どられた紫を帯びた青。秋の始まりに咲いた名も知らぬ花。
10年以上前から事務所にあるソテツが暑さのせいかついに枯れてしまったと思ったら、新しい芽がそこここに吹き出しているのを発見。なんだかうれしくなってしまいました。
台風の雨被害を東京は免れましたが、思わぬ洪水が随所に発生しびっくり。
富ヶ谷の現場近くで気になっていたうどん屋「やしま」へ。先ずはシンプルな「揚げ玉生醤油うどん」、温かい方を選びました。少量の出汁がかかった讃岐うどんに山盛りの揚げ玉がのっているだけなのですが、出汁で緩んだ揚げ玉とうどんの腰のからみ具合が絶妙。気に入りました。お店の外の不思議な雰囲気は、中の空気にも通じるところがあって、おそらくうどんへの拘りの表れなのではないでしょうか。
JR鉄道最高地点(標高1375m)で知られる小海線。標高881mの小淵沢駅をスタートして最高点を通過し、駅として最高地の野辺山駅(1345m)で時間の都合で折り返しました。単線非電化で乗車したのは2両編成のキハ110系。すれ違い待ちの対向車両キハE200形はディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池によるハイブリッド。
森の中を走っている時に突然シカが出現。速度を落とし警笛を鳴らして
「シカと衝撃」を回避。こちらはカメラを構えていたものの急な事態に即応できず、茶色の塊を画面の隅に捉えるのがやっと。千載一遇の機会を逃した動揺で次に現れた親子連れは完全に逃してしまいました。未熟さを反省。
このラクダは沿線にある平山郁夫シルクロード美術館の裏庭の置物。
青春18きっぷ。3枚目は子供に譲っての4枚目。もう完全にモトはとれていますが、長躯小海線を目指しました。[doglog]でもお馴染みの215系のダブルデッカー
「ホリデー快速ビューやまなし」に初めて新宿から小淵沢まで乗車。グリーン車に負けない乗り得車両です。
コーイケルホンディエのマルの写真が寝姿ばかりなのは、動きにカメラというか私が着いていけないから。じゃれついてくる時もかわいいですよ。
ウサギのように見えなくもないパピヨンのハヤ。たまに昼間ずっとつきあってみると、犬たちはほとんどの時間を眠っていることがわかります。
炎天下の昼下がり焼け石に水の打ち水に渇きを癒すアオスジアゲハ一匹。
福島に行ってみようと思いつきで出かけた青春18きっぷ会津日帰りは思いもかけず乗鉄の旅になりました。宇都宮、黒磯と乗り継いで郡山までは通勤電車でただ景色を見ているだけだったのですが、先ず郡山で美しい車両を発見。
なんと路線メンテ用のキヤE193系事業用気動車です。ここで行き先を変更し磐越西線で会津若松へ。ここから旅らしくなってきました。会津若松駅には観光車両を牽く蒸気機関車。
散策の終点は只見線の七日町。味のあるプラットホームです。一時間に1、2本しか来ない車両の一つがたまたま鬼怒川温泉発で会津鉄道から乗りいれてきているAT-400形キハ40系気動車。
帰りは特急用の485系(国鉄特急色)車両を惜しげもなく使った「あいづライナー」。
暑い一日だったけれどわずかに爽やかで空の雲は少し秋。
趣きがあるとは言い難い西新宿副都心ですが、歩いているとたまには面白い情景と出会います。「新宿クリエーターズ・フェスタ」からNot losing to the wind。