浮いてはいけない

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photo courtesy of Kyoju
居住空間コース新入生歓迎会のゲストは藤森昭信さん。建築家の原風景と作風の関連性への質疑回答が面白かった。藤森さんは伊東豊雄さんと同郷同世代だそうで、伊東さんの原風景を諏訪湖であるとし、彼の建築の基本に水平感があると読む。メディアテークのそれは私にも良く判るし、弟子である篠アさんも肯定していたから、当たりなのでしょう。ところでこの集合写真をよく見ていただくと私の右手の真上にある白い球が浮いている。ほかの球は上からぶらさがっている。姿勢を崩さずにこの映像を実現するには当然試行錯誤が必要で、何度かトライして名誉のイエローカード。でもこの一枚が残ったことはうれしい。パーティの主題は藤森さんに因んで「自然と建築の調和あるいは縁日」。で4年生が浴衣をコスチュームに選んだのは直球勝負。雰囲気は申し分なかったし十分に幸せだったのだが、浴衣を調達できなかった学生もいるところが微妙。せめてもの救いは一人じゃなかったことかな。彼女たちが写っていないこの集合写真はとりわけ残念。球が浮いているような些事に喜んでいて大事なことを流してはいけない。反省の写真。

mokichi

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湘南の旅の終点は熊澤酒造。相模線のローカルな駅歩10分というロケーションながら多くの人で賑わっています。外形も中身もよくできています。ここのクラフトビールの高評価が賑わいの背景にあるようです。

蝶の夏 続

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湘南の旅から。茅ヶ崎から相模線2駅目の香川にある熊澤酒造の大谷石の舗道に佇むアオスジアゲハ。

threshold

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湘南の旅から、七里ガ浜。川が海に変わる境界での波と流れのせめぎ合い。刻々と変わる水の模様がおもしろい。

蝶の夏

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湘南の旅から、羽化したばかりシリーズ。そういう時節なのかな、蝶も出てきたばかりの感じでした。これはアカボシゴマダラアゲハですね。


[enne] revisited

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一年点検で高円寺の[enne]へ。カーテンと家具が入ってゆっくりと空間が成長していました。スタッフとスタッフ予備軍も一緒に行ってワインで乾杯。幸せな宴。スクリーン越の灯が美しい模様をつくっていました。

蝉の夏

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湘南の旅から。急に暑くなった昼下がり。茅ヶ崎駅近くの厳島神社境内で見つけた羽化したばかりの蝉。羽が限りなく透明です。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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