新年。つちのとい。音読みはきがい。冬は7時に家を出るとまだ朝陽だ。電線に居並ぶ椋鳥に真横から朝陽が当たってなんだか縁起もよさそう。今年がさらにいい年になりますように。
2018年の最後の日。[doglog]の今年の平均一日クリック数は少し増えて5,622。みなさん、ありがとうございます。2019年も引き続き、よろしくお願いいたします。写真は今年の撮り鳥のハイライト。師走も押し迫ってなんと神田川で出会ったイソシギ。なんだ鶺鴒かと思いながらもズームしたら干潟にいるはずの鷸だった。夢中で撮影して若干遅刻した。所長は少し遅れ気味に出るのがいいとよく言われるが、それが苦手なままな性格が、これからの課題かな。fbにアップしてイソシギであることを「鳥の達人」に直ちに確認してもらえたのがうれしい。
さすがハナミドリ。こんな珍しい白い清楚な花を見つけた。花ではなく葉牡丹なのだそうだが、白に赤紫が混じったキャベツのような葉牡丹とは大いに違う。12月はかなり苦労して28日に12休肝達成。自分ひとりの気持ちだけでは成就し得ない偉業(笑)。
年賀状切手貼りは師走の事務所の風物詩。今年はスタッフが多忙過ぎて犬の手しかなかった。休日の事務所にほぼ定時に出て、タックシール印刷から投函までを一人でやり遂げた。一人で400枚は思った以上にたいへんで11時までかかってしまった。一番難儀だったのは切手貼りで、普段のように2,3人でやればちょっとしたゲームのようなものなのだが、一人だとやる気を保ちつづける努力を怠ることができない。料金別納にしてしまえば簡単なのは分かってはいるのだが、お年玉付き年賀切手の習慣はやめたくない。かなり苦しい思いをして、いつもはスタッフに助けられていたのだなあと、うれしくなった。なんとかやり遂げたあと飲まなかったのも我ながらえらい(笑)。
「キッチン5」は本格的地中海料理の店。オーナーシェフのKさんは毎夏1か月近くその方面に旅に出かけ新しい料理を食材と共に持ち帰って来る。何十年のあいだそうやって進化してきたメニューには地中海がぎっしりとつまっている。料理に自信があるから二軒目のバーがわりにしようとして叱られたこともあるが、きさくな居心地のいい雰囲気で、帰る間際にはグラッパと自家製リモンチェッロがでてきた。fbとは違うバージョンの写真もご覧ください。すっかり出来上がってしまってもう少しいれば始まったアカペラを辞去したのは覚めてから考えると大失敗だった。からだを労わりすぎたな。
クリスマスイブという商習慣は困ったもので、クリスチャンでもないのにこの夜だけはディナーとつい考えてしまうし、あたりまえのことながらこの夜は極めて予約が取りづらくて往生する。そこでもう何十年来の昔馴染みの店「キッチン5」を思いついたのだが月曜日は週3日ある定休日のひとつだ。思い切って相談してみたら「じゃ、開ける」とうれしい返事だった。いい夜になった。現代日本語でイブは「前夜」のように捉えているのは間違いであることはチコちゃんに教わった。店に着く前の霞町交差点にいつもいる犬たちが今日の写真。