

BMIのメジャーがやっと手元に。EA-720GG-3内側目盛り付き水準器なしを選びました。正方形。幅60mmですね。


お台場青海駅の前にひろがる景色が不思議に面白いのはたくさんの飛行機がひっきりなしに空を横切っていくからだけなのかもしれない。上の写真で豆粒のような飛行機を下の写真まで引き寄せられるコンデジの威力もすごい。たのしい。


地に足がつくまでにはまだ50年はかかるに違いない「夢の街」から海底のチューブを抜け出た先が大井町。「街」密度の希薄さを埋め合わせようと駅裏の横丁の鰻屋へ。ほぼ一日続いたどこか虚ろな感じが一気に吹っ飛ぶようないい店でした。ニホンウナギの炭火焼。写真のうな肝丼のほかに串焼きもいろいろ。

house vision印象3。3時過ぎに相方と合流して視点が複数になった。私はものの見方に偏りが少なくないので他人と一緒の展覧会は得意ではないのだが、歳を十分にとったせいかストレスは生まれなかった。それで広場にあるオリーブを生やした巨大なつくりものが実はほんものだと気づいてしまった。推定樹齢1000年だそう。たいへんなことだとは思うが1000年も根付いた植物を土地から切り離して何万キロも運ぶのはないだろう。営業管理費15%とかいうビジネスの発想だ。住友林業緑化×そら植物園の「芽生える大樹」。学生にしか勧められないのはこういう運営の体質にも原因があるのかもしれない。身体で知るという機会は貴重なのだが、暮らし方の本質に肉薄する意思が希薄で、未来社会のヴィジョンがプロダクトでしか描けていないところが物足りない。でも行ってよかった。

house vision印象2。2つの屋根裏部屋をもつ宿泊施設はAirbnb×長谷川豪の「吉野杉の家」。吉野で作られた建築を会場に運び、終了後はまた吉野に移築?して宿泊施設として運用するという地域を大切にしたエコロジカルな仕組みがいい。一過性の仮設でない分、建築にしっかり予算が使われていて、本物素材の良さが良く出ている。屋根裏の三角空間は非日常空間として面白い。三角窓で切り取られる吉野の大自然はさぞかし絵になることでしょう。会場では三角窓から外を眺める見学者の姿が絵になっていました。

house visionに出かけようと思った重く暑い日曜には軽いはずの脚がfbの橋本純さんのコメントもあって妙に重かったけれどお台場という非日常の中に展開されている世界に行かないよりはよかった。8月28日の最終日までは21時まで開いているのでとくに学生さんは行ってみると損はないと思う。印象1。1ヶ月間の仮設建築なので雨などに対する耐久性を考えていないところが現実の建築とは大いに違っている。雨仕舞が全体的に甘く木材が朽ちることに対する防御がほとんどない。建築基準法も遡及していないらしく手摺もない。その脱現実の不思議さが如実に表れているのが大東建託×藤本壮介の「賃貸空間タワー」。暮らしたら楽しいだろうなと感じられる空間に仕上がっていました。日常的ディテールが消去された建築。思わぬ手がかりになるかもしれないな。写真は外と外を区切る窓辺に揺れるカーテン。