脱現実

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house visionに出かけようと思った重く暑い日曜には軽いはずの脚がfbの橋本純さんのコメントもあって妙に重かったけれどお台場という非日常の中に展開されている世界に行かないよりはよかった。8月28日の最終日までは21時まで開いているのでとくに学生さんは行ってみると損はないと思う。印象1。1ヶ月間の仮設建築なので雨などに対する耐久性を考えていないところが現実の建築とは大いに違っている。雨仕舞が全体的に甘く木材が朽ちることに対する防御がほとんどない。建築基準法も遡及していないらしく手摺もない。その脱現実の不思議さが如実に表れているのが大東建託×藤本壮介の「賃貸空間タワー」。暮らしたら楽しいだろうなと感じられる空間に仕上がっていました。日常的ディテールが消去された建築。思わぬ手がかりになるかもしれないな。写真は外と外を区切る窓辺に揺れるカーテン。
2016/08/25(Thu) 10:07:59 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
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