

かりん、難しい漢字だ。呑川緑道の往きに青空の下目を引いた黄色い実が復りには落ちていた。

黄色いオンシジウムと一緒にバランスを取っていたのがアスターとも呼ばれるエゾギク。キク科エゾギク属Asteraceae Callistephus。英名china aster。

ちょっとコケティッシュなオンシジウムは学生なら3年生かな。父の15周忌に息子が選んでくれた花束から。かなり巧い選択に感心。

2週間経ったシクラメン・レジーナミディパール。女王と冠されるだけあって凛と美しい。手元のuni240色色鉛筆の中ではpetal pinkが一番近い色かな。余談だが求心的はcentripetal遠心的はcentrifugal。30年くらい前の国際コンペでプロの翻訳で出会った単語。言葉忘れがこんなに激しいのにこういうことは記憶から消えていないのが不思議。


新宿の西18階からの富士山遠望。空気さえ澄んでいればこの美しい山は東京の身近にある。コンデジ頼みの望遠写真だが人の眼はよくできていて対象を自在に引き寄せられる。江戸はさぞ風情のある街だったことだろう。

その住友ビル43階からのある晴れた夕暮れの北側スカイライン。いつになく空気が澄んでいるようで遥か遠くおそらく榛名山が目視できます。富士山のようにも見えなくはありません。

街は公私ともどもイルミネーションだらけで食傷気味ですが新宿西口住友ビルの工事仮囲いの灯は密度が尋常でなく新鮮です。