1月26日(土)13時〜17時
中目黒駅近くの目黒川界隈に地上4階20ユニットの集合住宅が竣工します。クライアントのご厚意でみなさまに空間を体験していただく機会をもうけることができましたのでご案内いたします。開放的なガラスの箱と閉鎖的なRCの塊が周辺環境に合わせて絡み合う構成です。開放的な部分ではバルコニーの手摺を構成する部材にサッシの型材を使ってファサードが透明で平滑です。興味ある方は1月25日19時までに
ws@workshop-kino.com
にメールをください。ご案内pdfをお送りします。
谷津干潟にいるセイタカシギは脚が長いから他のシギ類が見当たらない潮位でも姿を見せることがある。日暮れ間際の美しい波紋を背景にセイタカシギがこちらを見つめている。
海水とつながっている干潟は潮位が変化する。潮が満ちている時はシギ類はほとんど姿を消しカモ類ばかりが目立つ。鳥の着水は飛行機とは違って一瞬だからカメラにはなかなか収まらない。
永い正月休みが明けたと思ったらまたすぐに三連休があった。年々祝日は増えるし労働人口は減る一方だし休んでばかりで大丈夫なのだろうか。それはそれとしてその連休のおかげでゆっくりと鳥を観にいく機会ができた。葛西臨海公園鳥類園の水飲み場で楽しそうなヒヨドリ。
日大生産工学部居住空間コースの年間最優秀課題作品を選ぶ第20回宮脇賞。ゲスト審査員は吉村靖孝さん。作品が質、量ともにアップしているのがうれしい。審査員総数は19人で恒例の中村好文さんの名司会もあって熱のこもった審査会になった。もう年寄りの部類に入る私は思うままに偏った発言で楽しませていただいた。最優秀賞「とまり木」(3年堀内さん)は確かに群を抜く秀作なのだが、主題と無関係に(私には)思える形態操作の鮮やかさが先行しているのが気になって、ふたことも言ってしまった。木下道郎賞は2年荻野さん。3×3×5mの枠に押し込もうとする課題の枠を打ち破る心意気が好き。授賞式に続く懇親会での建築家と学生のダイアローグが居住空間コースの真骨頂。講師陣の層の厚さが効いている。学生たちもそれぞれに楽しんでいる。今回は吉村さんの早稲田の学生さんも参加してくれて興味深い意見を拝聴させていただいた。片付けが始まってもなお議論さめやらぬの前でパチリの圖。
お気に入りの割烹に向かって木屋町通に上がろうと御池通を西に向かっている眼の向こうをアオサギがさっと過って街灯の細い横桟に留まった。京の冬の旅はこれで締めようかな。
京の冬の旅。せっかく来た旅先では新しい店を探したいものだと思いながらもついつい惹かれてしまう味の記憶も蔑ろにはできない。出汁へのこだわりを原点に定めた麩屋町の「ラディカルおでん」をまた味わえてよかった。ここは確かだ。「おにく」には唸る。