語る

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原鉄道模型博物館のジオラマから海辺の2人。ただ並んで座っているのではなくて、何やらドラマが読み取れるようです。海は大きいからなあ。

Monreale

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Sicilia series。モンレアーレ。パレルモ旧市街を直交する2つの軸線のうち港に端を発し王宮をかすめ内陸に向かう長い軸線の8km先の岩山にある街。金ぴかのドゥオモの華麗さもさることながら隣接する修道院の列柱回廊の中庭空間が素晴らしい。ロマネスクとイスラムがみごとに溶け合っている。ドゥオモと修道院が建てられる前からあったアラブの痕跡が残る迷路のような市街も味わい深い。モンレアーレとパレルモ旧市街のあいだの山に囲まれた平地は、かつてアラブの進んだ灌漑技術によって豊かな農地となり、コンカ・ドーロ(黄金の盆地)と呼ばれていたそうだ。市街地がスプロールした今もその名残は感じられる。ノルマン・シチリア王国時代、パレルモの王宮、チェファルーのカテドラーレ、モンレアーレのドゥオモの順に建築が進められてここで栄華に終止符が打たれることになる。fbのmichio kinoshitaアカウントに別の写真もアップしています。

白玉鶏3

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またまたジオラマ。白色レグホンが小屋のまわりを歩き回っているのはイングランドの農家かな。のどかな情景にも鉄道模型はよく似合う。

散歩犬2

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これはジオラマではなく呑川緑道脇の公園の情景。うちの犬たちも何度かエリザベス・カラーの世話になったがこんな風に2頭揃うのは珍しい。仲良しなのだろう。

岩山羊6

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シチリアの岩山のような写真だがこれは原鉄道模型博物館のジオラマ。点景が日増しに増補されているようでこの山羊も以前はいなかったように思うこれらの細かい造作をみているだけでも楽しい。

Cefalù

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Sicilia series。チェファルー。パレルモから東に50kmほどの標高250mの岩山と地中海に挟まれた街。カルタゴ起源ともギリシア起源とも言われる。エリーチェとは異なり、岩山には城壁と神殿跡だけが残っている。岩山に登ると街に刻み込まれた歴史が分かり易く見える。海に向かって走る計画的街路はギリシア起源でその奥にひろがる迷路街がアラブ起源。2本の尖塔がランドマークになるカテドラーレはノルマン王国時代の建築。薄いベージュの壁にオレンジの屋根瓦は共通で地中海の青を背景に美しい。激しい風が海から吹き付けていて海辺と岩山では目を開けていられないほどだったが石造りの街の中は穏やかで観光客でいっぱいだった。fbのmichio kinoshitaアカウントに別の写真もアップしています。

原鉄道模

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原鉄道模型博物館は車輌や鉄道以外のジオラマのつくりも魅力的だ。実は動いている車両は手持ちカメラでは撮りにくいのだがジオラマの小さな情景は比較的うまく獲れていい場面を切り取ることができる。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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