winter sweet

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透明感のある黄色が新宿御苑のモノトーンに消え入りそうな奥ゆかしいソシンロウバイ素心蝋梅。ロウバイ、蝋梅、唐梅、唐から渡ってきたのだ。英名はwinter sweetこれはいい感じ。バラ目サクラ属ではなくクスノキ目ロウバイ属。臘梅は晩冬の季語だそう、日本語も奥ゆかしい。

paper white

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新宿御苑によく行く。冬は人出が少なめなのがいい。池に氷が張るほどの寒さでも鳥たちは元気だし葉が落ちているので挙動を掴みやすい。思った以上に花も咲いている。午後の西陽を受けた水仙群生の黄色が紛れていない白無垢に見とれた。地中海原産のフサザキスイセンの一種に付けられたpaper whiteという名は趣きには欠ける。

happy [lunette]

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うちの事務所には教え子が3人いる。いつものように火曜日のランチに[lunette]に行ってカウンターが混んでいたので一人でテーブル席へ座っていると19期と18期がそろってやってきた。18期がすかさず23期に誘いの電話を入れて幸せな4人ランチ。知らないうちにチームワークも固まってきているようだ。コミュニケーションはたいせつだなあ。[lunette]には女の子に人気の独特な雰囲気があってここで愛を育みながら幸せになったカップルが知っているだけで3組もいる。

港風景

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山下公園からみなとみらいまでシーバスseabassに乗ってみた。海側から街を眺めるのは新鮮だ。特に大さん橋のこのアングルは珍しい。この船のアイレベルが海面にかなり近く設定されているのも良い。鴎や鵜が時々波の上を横切っていく。一方、船着き場に流れている大音響の音楽は邪魔以外の何物でもない。悲しい。

観覧車

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横浜の水辺に遊園地はいらない。こういうことを社会が平気で許すから、私たちの国の観光は二流から抜けられないのだ。その遊園地の中の夜には光害を放ち続けている観覧車には乗るまいと思っていたが、もう何十年も乗っていない乗り物だから特別に乗ってみることにした。木曜日はその観覧車の定休日になっていてネットでも「本日休業」だったおかげでまったく並ばずに乗れた。上がっていくと富士山が見えた。日経新聞日曜版のなんでもランキング「個性派観覧車」では堂々の1位に選ばれている。

中華粥

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一度気に入ると繰り返し通い続ける習性は昔から変わらない。だから中華街の粥は「安記」。路地にちょっと入ったところにひっそりと変わらず在る。巷の今の流れは別の店にあるから行列まではできないので幸いしている。「時菜粥」という字に惹かれて「やさい粥」を選んだ。レタスのシャキシャキ感がうれしい。幸せな朝食。

関帝廟

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正月に高校同期と中華街は恒例。こうして時間を過ごす友がいるのは幸せだ。横浜の中華街は長崎に比べてもかなり広いから表裏だけではなくさまざまな表情がある。この写真の関帝廟の通りを東に行ったところにある「新楽」は学生時代に通った中華食堂。あの当時は中華丼とラーメンというような食べ方をしていた。そこには戻れないな(笑)。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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