
スリランカ原産のワカケホンセイインコ。ペットとして輸出されたのが解放されて世界中あちこちで野生化しているそう。新宿御苑、洗足池、めぐろ区民キャンパスで見かけたことがあるし愛読冊子「めぐろのいきもの」にも載っている。2007年の
アーメダバードの階段井戸では写真に捉えている。ワカケダンスと呼ばれる不思議な集団挙動が面白いとのこと。この派手さはここの植生には合わないな。

17年前に竣工した「伊豆高原の家」を再訪する機会を得た。想定されていた宿泊容態が軌道修正されたほかは増改築もなく成長し続けているさまを確認。まわりの林には東京では珍しい鳥がいろいろといる。運よくカメラにおさまったのはコゲラのようだ。伊豆高原に通うことになりそうな成行きなので[bigdog house]の車庫に車が入れられるように断捨離ミッションを加速させよう(笑)。

雪。[bigdog house]の1階からの登り庭の眺め。犬は喜ぶだろうな。東京は48年振りの寒さだという。[bigdog house]にとっての最低気温のせいか深夜電力による貯湯式給湯が停止。今日中に復旧できるかな?

雪。パーシモンホール西側の並木。モノトーンの中央にかすかな緑。

葉の落ちたプラタナス並木の冬。AKB的に言えば鈴懸の木。私的には子供の頃聞いた「鈴懸の径」のクラリネットを思い出す。スズカケノキPlatanus orientalis。葉が繁っている頃にこのあたりでワカケホンセイインコの大群を見たことがある。今はどこに潜んでいるのだろう。陽が落ちるとからだも冷えてくるから御苑近くの行きつけの店での鍋を楽しみにしていたのだが土曜5時なのに満席。こういうのは堪える(笑)。

冬の新宿御苑は閉園時刻の4時半になると日が沈みかけている。くっきりと澄んだ冬の夕暮れが美しい。右端に不愉快な物体が写ってしまったのは間違いだが戒めのために切り取らずに置いた。
Sundown, yellow moon, I replay the past
と唄われるDylanの悲恋の歌のアウトテイクが収録されるはずの待望のbootleg seriesは今年出るのだろうか。

枯枝にきりっと輝く黄色はカリンの実。色味をほとんどなくした新宿御苑で遠くから目を引く。これも中国由来で英名はChinese quince中国マルメロ。学名Pseudocydoniaは偽マルメロの意。植物分類も西洋に仕切られている。近くの日当たりのいいベンチで龍野土産の最中を食べた。ほんのりと醤油風味なのはヒガシマル醤油の縁。西洋とは違う味わい。