春雨だ濡れて行こう、というわけにいかない、嵐のような灰色の雨。東京の放射線量は逓減中だとは言え、まだまだ平常時の約2倍。この雨でまた値が上がらないといいけど。風で葉が濡れ散った中庭の写真より、2,3日前の春の朝のバラと犬たち。雨はもうすぐ上がりそう。それまで、散歩、待ってもらおう。

この土日はずっと仕事で、犬たちとの時間は朝の散歩くらいでした。クッションがまた赤に替わって、気分転換。フク、こっちのほうが映えてるかな。

初夏のような一日。蕾いっぱいのブルーベリーの向こうに、花が終わって若葉が出始めたジューンベリー。春だなあ。

3・11以降の絶望的な展開が重くのしかかってきて、情けないことにお酒を飲むと気持ちが穏やかでなくなることが少なからずあるので、恒例の
4・1「浜の家」を延期してもらっています。で「浜の家」に連動していた半年に一度の髪切りが延びていましたが、昨日ついに
apres guerreへ。さっぱりしました。お店のワンちゃんはダックス一匹になってしまい、その分以前よりもっと人懐っこい。帰りにインドカレーの
「きりん屋」で20数年振りにカレーを持ち帰り。お気に入りの「ナスとひき肉のカレー」をもちろん選びました。昔と変わらずこだわりがすぐ顔に出てしまう店主と「ここだけは変わらないねえ」と昔話。実は店舗はあの当時から一軒分移動したのだそう。気づきませんでした。懐かしい味、香り。おいしかった。どこで食べたかは内緒。

放射線と花粉ふりそそぐ中、遮二無二歩くのは、いかがなものかと、最近は嫌いな大江戸線を使って東中野経由で通っています。無責任停電のせいで電車は混んでいるし、電力消費ピーク時であってもなくてもエスカレーターは止まっているし、いいことはほとんどないのだけれど、それはそれ、東中野駅での乗り換えの時にいろいろと知り合いに出会うから面白い。コントラバスの熱き夜をご一緒したAさんと翌日ばったり。昨晩は仕事でお世話になっているTさんを乗り替え途中の焼き鳥屋で発見。東中野随一の焼き鳥と評判で、仕事場が東中野だった頃から気にはなっていたのですが、いつも混んでいて一人で飲む習性のない私が取りつく島もなく、一度も寄ったことのない店を初めて楽しみました。いい店、いい夜。家に帰ればジャスミンも春。春には夜も似合うな。

朝の犬の散歩はいろいろなところをまわるのですが、家のまわりにはいつも必ず通るところもあって、そこいらは犬たちのお気に入りの場所でもあります。そんないつもの路に、おそらくは庭でもてあましてしまった植物の苗などを分けてくださる家があります。持ち帰りやすいよいに小分けしてあり、レジ袋まで用意してあります。今朝は蕗とゲンノショウコ。うちの
蕗の薹は何年か前にここでいただいた蕗がもと。この近所には仲間がたくさん育っているのだろうな。この家の方とは面識もありませんが、こういう地域繋がりはうれしい。このブログが目にとまることはまずないだろうけど、大きな声で「ありがとう」。ゲンノショウコは効き目が速いことから「現の証拠」ということで、この名があるそう。大患いのこの国に効く「現の証拠」がどこかにないかなあ。

風、虫、土、雨。春の匂い。ハヤの鼻は私の何千倍も敏感に感じているのだろうなあ。
