マルの散歩はすべてが出会い。雨上がりの朝の陽光の中を向こうからやって来るシュナウザーの若いおとうさんはマルを見つけて「パピーだ、パピーだ」と興奮気味でした。マル、この時はまだ後ずさり、でしたが・・・。

フク、ではなくスリランカLunuganga Estateに暮らす7頭のうちの1頭。バワの自邸だったLunugangaは財団の手で保存管理されていてゲストルームへの宿泊も可能です。バワはモノトーンにこだわって飼い犬はダルメシアンだったそうです。犬の種類が違ってしまっている他は、調度品もメニューも往時のままが継承されているとのこと。素晴らしい体験をしました。フクが逝って8カ月。いいコだったなあ。マルは昨日で3カ月。体重が3.0kgになって早くもハヤを追い越しました。

スリランカの旅。Jetwing Lighthouseのバワ式中庭。海沿いに細長く続く主屋からぽつんと離れてプールを囲む芝の上にスパ棟が置かれています。

暗い入り口をくぐるとその先に小さな中庭。石でできた土間のゆるやかな窪みに「水たまり」。真ん中の底から水が湧き出ています。ちょうどいいスケールの心地よい空間でした。大きなアウトドア・タブの向こうには切り取られた海。

海と反対側にある壁に挟まれた半戸外空間に置かれたソファの背景は黄色い花を咲かせる蔓植物。


間違いなくLighthouseで最上のバワ空間。できることならばずっとここにいたいと思いました。雨が落ちる様子も体験したかった。これは簾越しに中庭から入口を振り返ったところ。同行の女性建築家はここでスパ体験。いいなあ。その頃、同行の男性建築家は熱帯の太陽の下をジョギング。街歩きの途中ですれ違いましたが顔が苦しそうでした。えらい。

こちらは主屋にある中庭プール。幾分華やぎ過ぎたリゾート空間を2つの中庭が引き締めています。

スリランカの旅。バワのJetwing Lighthouse。先ずはカンダラマ同様アプローチに技ありでした。熱帯のスリランカではあたりまえののようなのですが、ここもレセプションはアウトドア。白い壁から続くトンネルがドラマの始まりです。突き当たりの闇に近い空間はバワ作品におなじみのアーティストLaki Senanayakeの世界。

螺旋階段が緩やかに登っていく円筒形の空間を見上げると頂部ハイサイドからの仄かな明かり。手摺もLakiの作品で埋め尽くされています。

足下の階段を思わず確認するほどの暗さの中に忽然と現れる海へまっすぐに向かうヴィスタ。


ウェルカムドリンクで喉の渇きを潤すピロティテラスの全面に拡がるのは傾き始めた陽に輝き始めたインド洋。文句なしの歓迎です。

そして、夕暮れ
