台風一過に蜘蛛の巣

嵐の後の[doghouse]。朝陽を浴びた鮮やかな緑を浮き立たせてくれる湿った陰の中にきらりと輝くものを発見。蜘蛛の巣です。未明の一過の後の短い時間にこんなに美しい物が出来てしまうのですね。お見事。
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meda midula

スリランカの旅23。ジェフリー・バワの建築。2 Alfred House Road。1961年にコロンボ市街に住宅として設計され後にバワの設計事務所として使われていた建物。暫く使われずに放置された後1997年にカフェとギャラリーからなる空間として改装されパブリックとなりThe Gallery Caféと呼ばれている。ちなみに経営はThe Villaと同じ。バワ空間のよき理解者なのでしょう。バワの書籍もたくさん並んでいます。街の中にひっそり佇む中庭は賑やかな都市のオアシスのよう。中庭に架けわたされた二つの屋根の隙間が印象的です。中庭を貫く強い軸線がさらに強化されています。バワはスリランカの伝統的宮廷建築の中庭meda midulaを意識していたに違いありませんが、装飾的要素を完全に消去しても空間の本質は変わらないと思います。どちらにせよ、ゆっくり味わいたい空間。本当はここでランチにすべきだったと、後悔しました。
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十五夜美人

十五夜に久しぶりの台風直撃が重なりました。一昨日は吉祥寺のペントハウス・テラスでお月見。その前の夜のcalvetで迎えてくれたのが満開の月下美人。サボテン科クジャクサボテン属Epiphyllum oxypetalum。英名のQueen of the Nightもいいな。
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Brief Garden

スリランカの旅22。ベントタのBrief Garden。Geoffrey Bawaの兄であるアーティストBevis Bawaの邸宅が建つ庭園(面積約8000坪)。Geoffreyが設計に関与しているかどうかは不明で共通項はあるもののテイストは違っている。庭園は西洋の形式に日本や中国の庭の要素が折衷され、植生は当然熱帯モンスーンだから、雰囲気が独特。階段状の蓮池を覆う竹を束ねてつくった緑陰の隧道は特に新鮮でした。薄暗い室内の開口部に切り取られた熱帯が鮮やか。人の手になる模様が大自然と素直に一体化してしまっています。Lunugangaと合わせて体験されることをお薦めします。たいへんわかりにくいアプローチですので現地ガイドが不可欠でしょう。
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すくすくすやすや

マル。生後100日を過ぎ、体重も3.6kgを超えました。天気がいいのでケージの中のハウスを中庭に出してもらいました。気持ちよくすやすや。まだ何でも齧ってしまう年頃で、ハウスの入り口のジッパーはすでに噛み取られてしまって、戸締りができません。かしこい、のかな?
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Triton Hotel

スリランカの旅21。ジェフリー・バワの建築。ゴールからベントタに海沿いを北上する途中のアフンガッラに1981年竣工のトライトン・ホテル。1990年にバワにより増築。3層吹き抜けの光庭には当初はヤシが植わっていました。カンダラマと同じ会社の経営で2006年からホテル名がAhungallaに変わって少し手が加えられたようです。街道から門番のいるゲートを抜けてヤシのジャングルの中の細長いアプローチを延々と進んだ先に建物が姿を現します。主題は海へ続くヴィスタ。エントランス・ロビーはここでも完璧にアウトドアで遠くからはプールからその先の海へとひとつながりに見えます。バワはモンスーンが吹き抜けることを承知で完全なアウトドアにこだわったようですが、現在は視覚的には邪魔な透明ビニールのカーテンがつけられています。軸線上に置かれた装飾的なベンチは昔の写真にはありませんが、このオブジェの存在により海へと続く軸線は強化されています。遠くからはシンメトリーに見えるベンチがこんな恰好をしているとは思いませんでした。同じものがルヌガンガにもあったので、バワのデザインだと思います。プールの傍らにはオリジナルの設計図に描かれている漁船が置かれていて、バワが二つのオブジェを無神経に並置するとは考えにくいので、ベンチの方は彼の本意ではないのかもしれません。レセプション・カウンターも細やかに優美にデザインされていました。かなわないなあ。グリッドが一部欠けている理由は私には読み取れません。120928a.jpg
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れら

国立の現場定例がスタート。おいしいランチ探しに寄り道をして大学キャンパスの北側に面したreraでスープカレー。自然志向の小さなカフェという感じの落ち着いた空間で絵や彫刻も置かれています。さりげなく情報を発信している、本、チラシ、ポスターもよし。気に入りました。「れら」とはアイヌ語で「風」だそう。右下の写真はお店の前の小路の街路灯。これもいいなあ。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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