旅の愉しみ

福江島。旅の愉しみのひとつは地の旨いもの。対馬海流を泳ぐ地魚もよし、のびのび育った五島牛もよし。今回は「日常派」は同行していないので、魚系牛系それぞれの昼飯処を地元筋に選定してもらっていましたが、何れも空港に近い南東部の町中。淡路島と小豆島の中間くらいの大きさの島に散らばるスポットを一日で回るために、昼は町から一番遠い北西部になってしまいました。町を出ると車にも人にも犬にもほとんど出会うことはなく、食べ物屋は皆無。そんな風景の中で異彩を放つ「遣唐使ふるさと館」が唯一の食事処のようでした。満席で30分近く待って、ただ一つのメニューが安ビジネスホテルの朝食のようなバイキング。お酒を呼ぶ雰囲気でないのは運転手にはむしろ幸い。鯵の南蛮漬けと五島うどんを楽しみました。私たちの税金が離島系補助金となってこういう風に結実するのは長い目で見るといかがなものかとは思いますが、地元にはけっこう受けているようではありました。
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魚津ヶ崎近くの菜の花群生
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貝津教会
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水ノ浦教会の裏手の墓地

彼方此方

あちこち、味のある漢字だなあ。犬が内、猫が外。ガラスを挟んで静かな時間を2匹が楽しんでいます。マルはこのキウイの箱のこの辺りに顎を休ませるのが最近のお気に入り。一人住人が減ったことも記憶の片隅に仕舞いこんでしまったのでしょうね。元気です。130411.jpg

最果ての教会

福江島。先ずは鉄川与助が野原与吉と手がけた堂崎教会。竣工1908年。福江市の北10kmの静かな入り江にひっそりと建つ。潮風が吹き鳶が空を舞う荒涼とした風景に馴染んでいました。資料館として使われていて、教会の本来の機能を失っていることが、空間の質に微妙に影響。潮の引いた入り江の大きな二つ石が目を引きました。
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五島へ飛ぶ

低気圧が暴れまわっている中、飛行機で五島列島の福江島に飛びました。「天候調整」を繰り返した挙句、着陸時に風速が制限値を超えている場合は長崎に引き返すという条件で、やっと離陸。けっこう揺れましたが、なんとか五島列島福江島に足を踏み入れることができました。機種はボンバルディアDHC-8-Q200で定員39。翼が窓の上部にあるので、離着陸時の脚の様子がよく見えました。
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聖フィリッポ教会

長崎。今井兼次1962年の日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会。今回は神父さんにご案内いただいて奥深く体験してきました。前回ガラス越しに眺めただけだった中庭のスケール感に感心。力のこもった建築は深い愛情をもって使い続けられていました。が、何故ここにガウディなのか、残念です。
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久しぶりの富士山

久しぶりの長崎。席はいつもの7A。嵐の前の富士山はまだ雪がしっかり残っていて勇壮でした。
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幸せな再会

2006年に設計した蒲田の家。当時中学生だった息子さんが建築学科の大学3年生に成長して事務所を訪ねてきてくれました。ゼネコンやハウスメーカーに就職する同級生がほとんどのなか、設計事務所志望という心意気に拍手。私たちの仕事ぶりから建築の面白さを掴みとってくれたのでしょうから、こんなに幸せなことはありません。住まいもお気に入りとのこと、あの頃から仲のよかったご家族が目に浮かぶようです。今日は2007年11月の[doglog]から流用した楽しい写真にしましょう。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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