B級グルメ3連発。「富士そば」のポテトチップ蕎麦。斬新だ。蕎麦にポテチ、しかも揚げたて。この発想には驚いた。チェーン店だからと侮れない(笑)。メニューには「天ぬき」まであるではないか。熱いパリパリもいいが出汁に浸かってふやふやになったポテチがいける。蕎麦はそれなりだから「ポテぬき」で一杯もいいかも。これは病み付きになりそう。外食条例の改正が急務だ。
B級グルメ3連発。事務所の近傍の「ふくら家」でランチに「玄海鯵茶漬け」を食べに行って出会ってしまったのが「わらじかつ丼」。醤油味の下味がついた薄いとんかつ2枚が丼にのっていてポットに入った出汁が付いてくる。1枚目は飯でガツガツ食べたあと2枚目にワサビと薬味をのせて出汁をかけ茶漬けにする。これは旨い。はまりそうなのだがこれは「外食条例」に該当するから月に1食しか賞味できない。
娘の嗜好のほとんどが母親譲りなのは、一緒にいる時間の大きな差を考えると当然なのかもしれない。 過日誕生祝に鮨屋で飲んだ時に少し早いけどとさりげなく娘から渡されたのがこれ。気の利いた選択に感無量。ありがとう。
ロサンジェルスの職人手作りのこのプライベート・トリュフは日本ではヴァレンタイン期間だけの発売だそう。パティシエではなく職人だという心意気がパッケージにも込められている。数多ある華やかなショコラではなく他ならぬこれを選んでくれたのがうれしい。幸せだ。
ヴァレンタインのお返しにずっと気になっていたボンボンショコラを選んだ。絵を描くための画材のような12色が端正に並ぶ姿は私には刺激的だ。パッケージの納まりも含めて美しい。左から3番目にだけ縞があるのが気になるが、ワサビとバンブーがどうしても同じ色になるのでこうしたのだろうか。こんなことでもなければ店で眺めているだけで終わっていただろう。困った商習慣だと苦笑いしながらも、私なりに楽しませてもらっている。
監督・上田慎一郎。マイナーな上映から始まって時間をかけてヒットしているからと言う素直な理由で鑑賞。ネタバレはつまらないから評判が高い理由は探らなかった。始まって直ぐに募り始めた「しまったかな」という思いは37分後の手ぶれするエンドロールで最高潮に達した。私の嫌いなゾンビもので素人目にも稚拙な展開。拙くても時の経つのは速いのか、などと思う矢先に画面が急展開。これ以上は内緒。映画づくりの醍醐味にあふれたいい映画だった。池袋だったのでディランバーpolkadotsに寄ったら臨時休だったのは残念。写真は渋谷にまわってのんべい横丁の「莢」のオイルサーディン。家でも簡単にできるのだがこれがあるバーは好き。ここにはgargeryもあって最近気に入っている。直ぐ裏の「黍」にはオリジナルのgargeryスタウトもある。久しぶりにブログのカウンターをチェックしたら桁が1つ上がって1000万台にのっていた。早いもので足かけ12年。ここ3か月の一日平均クリック数6,530の実感はないが覗いてくださっているみなさん、ありがとうございます。
監督・平松恵美子。恥ずかしくて大きな声では言えないが、お気に入りの女優が2人出ているからと言う純朴な理由で鑑賞。そうでもなければこういうタイプの映画は観ない。「大恋愛」で演技の巧さに何度も泣かされてしまった戸田さんはここでは持ち味を出し切っているとは言えないがこういう主題の映画を選択する姿勢を買いたい。佐久間さんはここでも微かに翳が見えていてやはりいい。一人で観に行かなくて済んだ私は幸せだ。主題歌がお気に入りのアン・サリーなのは奇遇と言えるかな。うれしい。阪神・淡路大震災をきっかけにソウル・フラワー・ユニオンの中川敬とヒートウェイヴの山口洋が共作した「満月の夕」を太平洋戦争の惨禍を描いた映画のエンドロールにかぶせるのは巧い。いかなる大義があっても戦争をすると必ず弱い人たちに皺寄せが行くという主題は平和ボケした今だからこそ大切にしたい。観客にはいつもよりも多くの年配の方がいて、あとのロビーでは「戦争は行かなかったけれどあの赤い空は覚えているよ」などと聞こえてきた。戦争はいけない。写真は映画の後のlunetteでいただいたタケダワイナリーのSans Soufre。酸化防止剤無添加。デラウェア微発泡。雉かな。