キャップが似合うおしゃれなオナガがギェーイと鳴くのは似合わない。こういう風に番が並ぶのは珍しい。
三島源兵衛川南の池畔。枯枝に白はすぐ目に入ってサギかなゴミかな。後で写真をよく見て脚があるのを確認。不思議な映像。
神田川の朝。いないなと思ってもチチッと鳴き声が聞こえて目を凝らせば楽し気に飛び歩くセキレイがいる。無粋なカミソリ護岸のおかげでセキレイの背中がきれいに撮れた。
梅寿軒のカステラに並んだ折に一〇香(いっこっこう)をいただけたのはうれしいサービス。その長崎銘菓の茂木菓子舗(創業1844年)には枇杷ゼリーもある。東京ではあまり見ないからこうして長崎物産展が開かれるおかげで懐かしさを味わえる。枇杷を送ってくれた「武蔵」が店仕舞いしてしまって年賀状だけのやりとりになってしまったのは寂しい。
若狭湾から陸路運ばれて来る新鮮とは言えない鯖を美味しく食べる知恵として生まれた京の鯖鮨の塩梅とちがって新鮮な鯖でつくる五島福江島の鬼鯖鮨は酢も塩も控え目だ。通販で買えるし都内のデパート物産展の常連だから入手は容易。その日のうちに食べてほしいとのことなのであらためて当日昼にまた出向いた。評判上々がうれしい。
[長崎のヴィッラ]の現場で通った長崎が懐かしい。この老舗の菓子舗(創業1831年)のカステラは手づくりを守り通しているので量産をしない。だから長崎でも眼鏡橋近くの店舗に朝早く並ばないと入手できない。たまたま母の91歳の誕生日にそのカステラが渋谷のデパートで20本販売されるというので並んだ。20分前に着いて20番だったのだからラッキーだ。さすがにほかのモノとは格がちがう仕上がりだ。
B級グルメ3連発。萬平さんのせいで「チキンラーメン」復刻版(外装のみ)を食べてしまった。萬平さんが毎朝食べて「からだにいい」を連発する宣伝効果は私には絶大だ。発売当初にはなかったはずの窪みに卵を割ってお湯をかけきっちり3分間待っていただいた。懐かしい味。これには卵以外のトッピングをしないミニマリズムが肝心。からだにいいわけはないが旨い。今度は溶き卵を麺に浸潤させてから湯でいってみよう。家で食べる分には「外食条例」には抵触しないという解釈でいいのだろうか。