white

150912.jpg
ちょっとした縁で立ち寄ったオペラシティアートギャラリーの「鈴木理策写真展」。私のような写真愛好家と写真家とはまったく次元が違うことがよくわかりました。余分なものを削ぎ落とした写真はミニマリズム建築と相通じるところがあるような気もしますが、写真のほうには計り知れない抒情があります。写真の強い個性にぴったりと合った会場構成も斬新でした。うれしいことに写真撮影可だったので雰囲気をご紹介します。壁に並んでいるのがwhiteと題された一連の作品の一部です。漂白の印画紙のように見えるひとつひとつにも作品番号が振り充てられています。

riviera

150911.jpg
およそ40年ぶりの逗子マリーナには名前の前にrivieraが付いていました。別世界なのは昔と変わらないようです。打ち合わせはなんと新島から戻ったばかりのクルーザーの船内。40年前のマリーナの記憶は苦く塗りつぶされたままですが、それは遥かな過去、今度はいい仕事になる予感がします。Wikiによればrivieraはもともとイタリア語で「海岸」「湖岸」「川岸」を意味する普通名詞だそう。

dashboard

150910.jpg-
日曜も仕事で柿の木坂から南千束まで歩40分を往復。行程のほとんどが呑川緑道で鳥花虫建築に気が散ることしきり。どんより曇った空の下の鮮やかな紫に戯れる蝶の黄色はかなりホワイトアウトしてしまっています。スマホになって変わったことの一つがdashboardアプリ。一日の歩数、歩行距離、昇階数を記録してグラフにしてくれます。データベースが好きな私には応えられないソフトで今まで以上に歩きにはまっています。エスカレーターで静止することは皆無になりました。今までの平均は一日9800歩24階。雨で大江戸線を使うと歩数が減るかわりに階数が飛躍的に上昇します。



[enne]

ホームページに[enne]の写真をアップしました。ご覧になってください。撮影は齋部功さんです。

polkadots

150909.jpg
池袋で鰻を楽しんだ勢いで、久しぶりのディラン・バーpolkadotsへ。たまたまopen mic dayで私以外はギター片手に歌うお客さんばかり。ディランの曲は少な目で、オリジナルもあればニール・ヤングやゆずもあり。かなり巧い人もいます。いずれにせよカラオケとは違って気持ちよく聴けました。こういうのなら自分でも演ってみたいなあとか思いながら、ハートランドで酔いを醒ましているところにディラン・コレクターの立見さんが現れ、楽しいディラン談義の始まり。おかげで牧野良幸さんとも知り合いになりました。縁は面白い。この日の私のTシャツが水玉模様だったのはまったくの偶然です。店主の「東京Bob」さんのロンドン公演のため、9月20日〜30日は休業だそうです。拍手!

水引 夜半

150908.jpg
ガラス屋根の下の夜半。ハロゲンの灯りに映える紅い小さな花。水引草はよくある間違いで正しくはミズヒキ(水引)。Persicaria filiformisタデ科イヌタデ属。

涼麺 涼絲

150907.jpg
秋の風が吹いて「山珍居」の涼麺もそろそろおしまい。去年までは山芋からつくった独特の麺で「涼絲」と名付けられていたのですが、製麺業者が廃業してしまったとのことで、麺が替わって「涼麺」になりました。とは言え、カンスイ少な目麺で巷の冷やし中華とは一線を画しています。好きです。

Profile

image
kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

New Entries

Comments

Categories

Archives(4185)

Link

Search

Library

Counter

29038340