New York,1982年冬。雪のPaley Park。人がいないのは扉が閉ざされていたからだったと記憶しています。このさらに22年前の1961年1月24日、20歳少し前のボブ・ディランはミネソタ州の寒村からヒッチハイクなどでニューヨークに辿り着きました。やはり寒い冬だったようです。Village Voiceのサイトが50年前のディランのニューヨークでの足跡を日毎に再現しています。
三鷹に昔からあるそれなりに名の知れた中古レコード屋にふと寄ってみました。駅からの道筋にはガージェリーを置いているバーもあって、そのまままっすぐ行くとワインバーcalvet。自らの意志で飲まないことを確かめるには格好の道順です。今までにはここで食指が動かされたことはないのですが、なんとDylan収録のBand of the Hand日本盤LP、MCA,P13347帯付きAが\500。1986年だったかにその頃毎日のように通っていた六本木WAVEで見逃して以来、お目にかかったこともなかった私にとっての貴重盤です。Band of the Hand (It's Hell Time Man!)という自作曲が1曲だけ収録されたサントラ盤で、レコード会社がColumbiaでないせいかすぐにカタログから姿を消し公式なCD化はされてません。写真は朝の散歩で出会った玉川上水「風の散歩道」の日の出の一瞬間。ほんものの犬たちは散歩の中断に迷惑そうでした。
New York,1982年冬。マンハッタン53番街の高層ビルの谷間の小さな公園Paley Park。滝の水音が大都会のオアシスとなるアウトドア・カフェは夏の空間かな。凍てつく冬、白い滝を前に独りベルトイヤに座る男。ニュー・ヨークだな、と思いました。時空を駆け抜けて、昨晩のカタール戦。よく勝ちました。アウェイ環境での典型的なアウェイ・ジャッジ。監督の手綱さばきも良かったのでしょう、力も着いたのでしょう、慌ててしまいがちな展開を冷静に乗り切りました。イエロー・カードを懐に捨て身の防戦を余儀なくされていた吉田は早めに替えるべきだったかも。砂漠なのにピッチがウェットだったのは不思議。「よく滑りますね」「アルファルファですから」と聞こえて、芝じゃないのかと思いかけましたが、「アルガラファ」の聞き違いでした。4人と3匹揃って、賑やかに、楽しみました。私はノン・アルコール。休肝日も5日目となると余裕です。これで16年にわたる観測史上6回目の5連続休肝。今日のお酒が楽しみだな。
のんびり日曜日。ハヤとのボール遊びは日課になってしまって、目が合うとせがまれるようになってしまいました。ただボールを投げているのも退屈なのでいろいろと趣向を凝らして対抗します。数メートル先にゴムバケツを置き、その中を標的にするゲームもその一つ。意外に簡単ではなくなかなか入りませんが、入ってしまうとボールを探し求めるハヤがたいへんです。試行錯誤の末やっとバケツを倒すことを学習しボールを回収。よくできました! 午前中活字を追いながらの音楽はJimmy WebbのJust Across the River。自作の名曲をLucinda Williams、Jackson Browneなど多数のゲストとデュエットしています。一番の聴きものはLinda RonstadtとのAll I Knowかな。心に滲みるハーモニーになっています。
近くの井の頭文化園。動物園としては小規模ですが、住宅街の中にあって公園に隣接している地の利を活かした、地域動物園として個性を発揮しています。Inokashira Park Zooという英名がぴったり。子供たちが小さい時はたいへんお世話になりました。今年は元旦に折り込みちらしまで入っていました。楽しいデザインです。