デザイナーの佐藤昭夫さんと南青山のjadaで飲みました。ぱしっとドライなマティーニの向こう側に写っているTIMEの袋は佐藤さんの作品です。

重森三玲の庭。東福寺には幾何学模様ではない作品もあります。枯山水と言っていいのでしょうか。石の群れには動きがあり、定型を打ち破ろうとする強い意志が感じられます。

調布を飛び立った4人乗りの軽飛行機はまず三浦半島を目指します。すぐにYOKOTAの管制空域に入り交信が本物の英語に。空の上では米軍基地の存在は大きいようです。冬の低い日差しでほのかな茜色に輝く海を背景に三浦半島が美しいシルエットになっていました。手前の京浜工業地帯でさえもが日常を超えた映像になっています。

京浜急行金沢文庫の車両基地。赤い車体がたくさん集まって、目がひきつけられました。空から眺めると鉄道模型のようにも見えます。

空から見る海や山の幻想的とも言えるような美しさの反対側には、人間の棲む街東京の塵芥をぶちまけたかのような混沌がひろがっています。無秩序もここまでのスケールになると、なんとも言いようがない感慨さえ感じてしまいます。うたかたの海に浮かぶ蜃気楼あるいは墓石。実像を闇に消去して灯火の集合体として眺めるならばそれなりの美しさでしょう。

軽飛行機でのフライトに誘われて大島まで飛んできました。調布の飛行場を飛び立つと1分も経たずに
[doghouse]上空。非日常的視点で瞬時に我が街を把握するのは意外に難しく、せわしく切ったシャッターの一つが辛うじて
[doghouse]を捉えました。大島まではゆっくり飛んでも40分。大島の周囲には少し雲があり、雲の間から海面に差し込む陽光が普段はあまり目にすることのない情景をつくり出していました。

七福神に見立てたお正月の菓子。恵比寿様の鯛はわかりやすいですね。こういう遊び心と美的感覚は好きです。神様がたくさんいるのもいいですね。
