コーチン・ニヴァース。いい響きですね。事務所近くでのランチスポットの一つ。Cochinは南インドケラーラ州の州都の名。Nivasはhomeという意味だそうです。住宅街にひっそり佇むただのカレー屋と侮るなかれ。南インド生まれのオーナーシェフの本格的南インド料理です。特にパスマティ・ライスを使った料理が好き。これはナス・ライス。美しく屹立している2枚はパパド。豆の粉でできたスパイスが練りこまれた生地を揚げた「インドのおせんべい」。これを砕いて混ぜていただきます。おいしい。店の本領は夜のメニューのようです。お酒は何が合うのかな。

ロンドンは新しい建築作品がいきいきとしていました。永い時を経た都市・建築の中での折り合いの付け方が旨いと感じました。これはRoyal Academy of ArtsのあるBurlington House。この建物の裏にある別の建物との間の隙間がノーマン・フォスターによりSackler Galleryとして再生されました。たまたま歌川国芳展開催中でした。

5mほどの幅の細長い隙間の一番下階がカフェになっています。外壁に挟まれた外部空間にガラス屋根が架けられて不思議なスケール感の「屋外的」空間になりました。

カフェの一層上に左側から張り出しているキャットウォークからの見上げ。中央の曲面ガラスがあるところはエレベーター・シャフト。ダウンライトが並んでいる天井の上がギャラリーのロビーになっています。

階段室でのショット。色褪せた味わい深い外壁と極限まで存在感を削ぎ落とした美しい手摺。鮮やかな対比です。

木下道郎ワークショップを最近卒業した池守由紀子さんの
龍光寺建築設計の「鴻巣の住宅」が住宅特集8月号に掲載されました。建築雑誌デビューおめでとう。卒業生の活躍はとてもうれしい。彼らのブログ「建築絵日記」は[doglog]とは違った正統派です。写真はどんどん成長を続けているゴーヤ。ずいぶん太くなりました。数は増えていません。

antipodean。ギリシャ語源のラテン語系の英語。1960年版の研究社新英和大辞典でさえ「対蹠地の」という訳しか載っていませんが、現代英語ではオーストラリア・ニュージーランド地域を表す形容詞として一般的なようです。西新宿に新しくできたantipodean wineの
「ワイン屋」で
[二軒家アパートメント]住人の小さな集まりがありました。自ら設計した建築を仕事場としていて、その建築に志ある人たちがたくさん集まり、そんな人たちと親しくさせていただけるのは、私にとってはこの上ない幸せです。建築の力だけではなく大家さんの懐の深さあってのことであるのは言うまでもありません。歩数分のところに発見された「ワイン屋」はお気に入りの八丁堀maruを思わせる居心地のいい店。おいしい「対蹠地」つまりオーストラリアやニュージーランドのワインが気軽に楽しめます。スターターに選んでいただいたアデレードのシラーズのスパークリングが抜群でした。しっかりとした赤の発泡は亜熱帯の夜にぴったり。

photo by Julian Worrall
写真はアデレードからやってきて[二軒家アパートメント]に定住して今は早大高等研究所建築准教授という肩書のウォラルさんがi-phoneで撮ってその場で送ってくれた写真。ちょっと荒れた感じの映像はちょっと怪しい店のように見えなくもありません。われわれの会話はいろいろなところを飛び回ってあっという間に夜は更けていきました。
猫の爪とぎを新調しました。段ボールの断面のような紙の板の周囲に豹柄のふちがついています。マタタビの粉を撒いてあるおかげでしょうかクウはたいへんなお気に入りようです。

夏の一日の終わりの散歩。涼しくなってきてもアスファルトの熱気はなかなか冷めません。南北に走る木々の多い小さな道をまっすぐに玉川上水へ向かいました。少し落ち着いたところで、赤みを帯び始めた西の空に誘われて、上水を三鷹駅まで進み跨線橋に向かいました。犬の散歩の人、撮鉄、夕涼みの親子・・・。みんなそれぞれの夕刻をたのしんでいるようでした。

やっと夏。やっぱりこうじゃなくっちゃ。[doghouse]は、こういう天気なら快適。開け放って中庭と連続した開口から気持ちの良い風が流れ込んできています。今朝はAssamでアイスティー。中庭には日除けがかかり植物も真夏の様相です。デッキに積まれてるのは伐採したシマトネリコの枝葉。鬱蒼という域に達していたのをばっさり刈り込みました。今年は激しく花が咲いて実もたくさんなったので樋などの掃除がたいへんでした。昨日は山に行っている長男と猫以外の全員で八雲の実家へ。荻窪の魚屋にりっぱな鱧があったので鱧のシャブシャブをみんなで楽しみました。湯引きに梅肉の定番よりもしっかりと取り組むのが好きです。
