学科謝恩会

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卒業式の後に開かれる建築学科の謝恩会には5年前から参加している。ディズニーランド界隈のホテルが会場で学生たちも着飾って華やかだ。日にちは決まって3月25日。5年前の初参加の時の抽籤会でchemexコーヒーメーカーが当たった。これは気の利いた選択だと思う。こんなに役立つモノが当たるのは珍しい。隣にいた小川さんが「最後も当たりますよ」と慰めてくれるのを聞き流していたら、なんと籤の一番目のairpodsが当たった。欲しかったモノなので辞退して学生に譲るという選択肢もあるということを忘れて喜んでしまった。こちらの会は本当に「最後」になるから思い出として大切に使っていこう。ホテルのバーの2次会は自粛して津田沼で26期生がバイトしている居酒屋に大勢で行って楽しく飲んだ。写真は「味陶庵しながわ」でサックスを吹いている犬。

居住謝恩会

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私の人生の1/4に相当する15年間という永さに比べると学生ひとりひとりの4年は短いのかもしれないがそのあいだにどれくらい成長したかということになると彼女たちの4年には遥かにかなわない。だから彼女たちの手作りの料理と会場構成で趣向をこらされた卒業パーティーは感無量だが3月22日はついに「ぎりぎりアウトで」賞をいただいてしまった。「でも、楽しかった」と但し書きが付いている。自粛しなくっちゃと言ったら「もうなんでもアリですよ」と激励されたけれども真に受けてはいけない(笑)。集まった先生のメンツから判断すると、この会には来年も呼ばれそうだから、「最後」ではなさそうなのがうれしい。写真は21期生からいただいた花瓶?に生けたバラ。スマートだ。

教員懇親会

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15年続けた日大生産工学部の非常勤講師が今年度で終わりになるので「最後の」という形容詞を伴うイベントが少なくない。2月25日には2年毎恒例の教員懇談会で楽しくワインを飲んで記念の万年筆もいただいた。二次会では若い人たちの元気さに煽られていつものように過分に飲んだ。若い人たちに入れ変わって行くことはいいことだと思う。新任の中には当事務所OGもいてある意味で引き継ぎになったのも感慨深い。一夜明けた車中では退任を惜しんでくれる方のfbを読んだりしながら前夜の余韻にひたっていた。雨は降らないだろうから中野坂上から歩いて鶺鴒だなと車輛を選んだらなんと隣に教え子の23期生が座っていたのには驚いた。人生は面白い。写真はその神田川で昨年末に出会ったイソシギ。東京湾の臨海部では姿を見たことがあるがこんなところにいるとは思わなかった。
 

オナガも仲良し

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キャップが似合うおしゃれなオナガがギェーイと鳴くのは似合わない。こういう風に番が並ぶのは珍しい。

未確認停留物体

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三島源兵衛川南の池畔。枯枝に白はすぐ目に入ってサギかなゴミかな。後で写真をよく見て脚があるのを確認。不思議な映像。

セキレイの背中

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神田川の朝。いないなと思ってもチチッと鳴き声が聞こえて目を凝らせば楽し気に飛び歩くセキレイがいる。無粋なカミソリ護岸のおかげでセキレイの背中がきれいに撮れた。

茂木菓子司

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梅寿軒のカステラに並んだ折に一〇香(いっこっこう)をいただけたのはうれしいサービス。その長崎銘菓の茂木菓子舗(創業1844年)には枇杷ゼリーもある。東京ではあまり見ないからこうして長崎物産展が開かれるおかげで懐かしさを味わえる。枇杷を送ってくれた「武蔵」が店仕舞いしてしまって年賀状だけのやりとりになってしまったのは寂しい。

三井楽水産

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若狭湾から陸路運ばれて来る新鮮とは言えない鯖を美味しく食べる知恵として生まれた京の鯖鮨の塩梅とちがって新鮮な鯖でつくる五島福江島の鬼鯖鮨は酢も塩も控え目だ。通販で買えるし都内のデパート物産展の常連だから入手は容易。その日のうちに食べてほしいとのことなのであらためて当日昼にまた出向いた。評判上々がうれしい。

岩永梅寿軒

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[長崎のヴィッラ]の現場で通った長崎が懐かしい。この老舗の菓子舗(創業1831年)のカステラは手づくりを守り通しているので量産をしない。だから長崎でも眼鏡橋近くの店舗に朝早く並ばないと入手できない。たまたま母の91歳の誕生日にそのカステラが渋谷のデパートで20本販売されるというので並んだ。20分前に着いて20番だったのだからラッキーだ。さすがにほかのモノとは格がちがう仕上がりだ。

チキンラーメン

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B級グルメ3連発。萬平さんのせいで「チキンラーメン」復刻版(外装のみ)を食べてしまった。萬平さんが毎朝食べて「からだにいい」を連発する宣伝効果は私には絶大だ。発売当初にはなかったはずの窪みに卵を割ってお湯をかけきっちり3分間待っていただいた。懐かしい味。これには卵以外のトッピングをしないミニマリズムが肝心。からだにいいわけはないが旨い。今度は溶き卵を麺に浸潤させてから湯でいってみよう。家で食べる分には「外食条例」には抵触しないという解釈でいいのだろうか。

ポテトチップ蕎麦

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B級グルメ3連発。「富士そば」のポテトチップ蕎麦。斬新だ。蕎麦にポテチ、しかも揚げたて。この発想には驚いた。チェーン店だからと侮れない(笑)。メニューには「天ぬき」まであるではないか。熱いパリパリもいいが出汁に浸かってふやふやになったポテチがいける。蕎麦はそれなりだから「ポテぬき」で一杯もいいかも。これは病み付きになりそう。外食条例の改正が急務だ。

わらじかつ茶漬け

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B級グルメ3連発。事務所の近傍の「ふくら家」でランチに「玄海鯵茶漬け」を食べに行って出会ってしまったのが「わらじかつ丼」。醤油味の下味がついた薄いとんかつ2枚が丼にのっていてポットに入った出汁が付いてくる。1枚目は飯でガツガツ食べたあと2枚目にワサビと薬味をのせて出汁をかけ茶漬けにする。これは旨い。はまりそうなのだがこれは「外食条例」に該当するから月に1食しか賞味できない。

Hollandische Kakao-Stube

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娘の嗜好のほとんどが母親譲りなのは、一緒にいる時間の大きな差を考えると当然なのかもしれない。 過日誕生祝に鮨屋で飲んだ時に少し早いけどとさりげなく娘から渡されたのがこれ。気の利いた選択に感無量。ありがとう。

YVAN VALENTIN

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ロサンジェルスの職人手作りのこのプライベート・トリュフは日本ではヴァレンタイン期間だけの発売だそう。パティシエではなく職人だという心意気がパッケージにも込められている。数多ある華やかなショコラではなく他ならぬこれを選んでくれたのがうれしい。幸せだ。

sadaharu AOKI

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ヴァレンタインのお返しにずっと気になっていたボンボンショコラを選んだ。絵を描くための画材のような12色が端正に並ぶ姿は私には刺激的だ。パッケージの納まりも含めて美しい。左から3番目にだけ縞があるのが気になるが、ワサビとバンブーがどうしても同じ色になるのでこうしたのだろうか。こんなことでもなければ店で眺めているだけで終わっていただろう。困った商習慣だと苦笑いしながらも、私なりに楽しませてもらっている。

カメラを止めるな

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監督・上田慎一郎。マイナーな上映から始まって時間をかけてヒットしているからと言う素直な理由で鑑賞。ネタバレはつまらないから評判が高い理由は探らなかった。始まって直ぐに募り始めた「しまったかな」という思いは37分後の手ぶれするエンドロールで最高潮に達した。私の嫌いなゾンビもので素人目にも稚拙な展開。拙くても時の経つのは速いのか、などと思う矢先に画面が急展開。これ以上は内緒。映画づくりの醍醐味にあふれたいい映画だった。池袋だったのでディランバーpolkadotsに寄ったら臨時休だったのは残念。写真は渋谷にまわってのんべい横丁の「莢」のオイルサーディン。家でも簡単にできるのだがこれがあるバーは好き。ここにはgargeryもあって最近気に入っている。直ぐ裏の「黍」にはオリジナルのgargeryスタウトもある。久しぶりにブログのカウンターをチェックしたら桁が1つ上がって1000万台にのっていた。早いもので足かけ12年。ここ3か月の一日平均クリック数6,530の実感はないが覗いてくださっているみなさん、ありがとうございます。
 

あの日のオルガン

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監督・平松恵美子。恥ずかしくて大きな声では言えないが、お気に入りの女優が2人出ているからと言う純朴な理由で鑑賞。そうでもなければこういうタイプの映画は観ない。「大恋愛」で演技の巧さに何度も泣かされてしまった戸田さんはここでは持ち味を出し切っているとは言えないがこういう主題の映画を選択する姿勢を買いたい。佐久間さんはここでも微かに翳が見えていてやはりいい。一人で観に行かなくて済んだ私は幸せだ。主題歌がお気に入りのアン・サリーなのは奇遇と言えるかな。うれしい。阪神・淡路大震災をきっかけにソウル・フラワー・ユニオンの中川敬とヒートウェイヴの山口洋が共作した「満月の夕」を太平洋戦争の惨禍を描いた映画のエンドロールにかぶせるのは巧い。いかなる大義があっても戦争をすると必ず弱い人たちに皺寄せが行くという主題は平和ボケした今だからこそ大切にしたい。観客にはいつもよりも多くの年配の方がいて、あとのロビーでは「戦争は行かなかったけれどあの赤い空は覚えているよ」などと聞こえてきた。戦争はいけない。写真は映画の後のlunetteでいただいたタケダワイナリーのSans Soufre。酸化防止剤無添加。デラウェア微発泡。雉かな。

七つの会議

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監督・福澤克雄。ディランのMake You Feel My Loveが主題歌に使われているからと言う不純な動機で鑑賞。期待はしていなかったのだが力のある役者たちの上質な演技に引き込まれて楽しく観た。会社勤めの経験のない私にとってはどこか他人事のようなのだが、主題はむしろ組織というものが真実を隠蔽する体質を持ち合わせているというところにあるのだろう。最後にエンドロールで流れる肝心の音楽は美しい旋律の実直な愛の唄で彼のほかの詩に潜んでいるような含みはなく、映画の主題と関連があるとは思えない。ディランの楽曲の使用許可は滅多なことではおりないので、こうして楽曲関連CDやEPまで出るのは画期的なことではあるのだが、映画と楽曲の繋ぎ方が強引過ぎて無理があるように思える。残念。写真は映画の後でいただいた円山町のオイスター。14種類もある。

鴨の親子

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神田川にはカモもいる。なんだカモかと言わずに細かく見るといくつかの種類があって雄雌や夏冬で色違いもあるから見分けるのが容易ではない。ここにはキンクロハジロ、カイツブリはいないからカルガモ、コガモ、マガモ、オナガガモのどれかな?。ただいま学習中。

鶺鴒の仕草

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事務所界隈の味気ない神田川にほぼ例外なくいるのがセキレイ。毎朝会っているうちに個体の色模様にかなり違いがあることがわかってきた。セグロセキレイとハクセキレイの違いなのかもしれないが大概は番のはずだから単なる個体差なのかもしれない。飛び方歩き方仕草にも個性がある。そのうちかわいいコが見分けられるかも。

寒桜に鵯

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事務所の裏手の渋谷区新宿区中野区が接するあたりの神田川は垂直の護岸で水量も少ない大型用水路で風情のかけらもない。中野坂上駅から歩く時もずっとただ渡るだけだったのだが、鳥がいることに気づいてから少しルートを変えて180mくらい川沿いに歩くようになった。もう満開の寒桜にヒヨドリが留まっている。

新宿御苑

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小学校の課外授業で新宿御苑に来た時に温室で「パンの木」という変な名前に出会ったという記憶だけが残っていた。次に御苑を訪れたのはそれからおそらく50年後の2011年。3月に東京に多量の放射能が降り注いだ2ヶ月後で、居住のランドスケープの課外授業への飛び入り参加だった。その時にこの都市公園の魅力に目覚め、いくつかの設計課題をこの公園周縁部に設定したし、ほぼ季節ごとに脚を向けるようになった。雑然と密集した東京の街のなかにあるいくつかの大きな緑地の役割は大きい。

中央公園

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淀橋浄水場跡につくられた新宿副都心西隣の中央公園も時が経つにつれ緑が地に着いてきた。鳥もたくさんいるし通勤途中にここを歩き抜けるのは楽しい。都庁の手の込んだ高価なファサードも墓碑だと思って見ればなかなかのものだ。この写真を撮ったあたりは1606年に大小二つの十二社池が造られ18世紀には料亭・茶屋が立ち並び隣接する十二社大滝とともに江戸の景勝地となっていたそうだ。花街の面影だけが裏手の街区の細い路地や怪しい木造建物に僅かに残っている。

ハンバーガー

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新しい国立競技場が姿を現してきた。ハンバーガーとか呼ばれているらしいが「どうでもいい感じ」がよく出ている。こうして遠景で上の方から眺めるとその「どうでもいい感じ」がこの街には合っていると思う。放射能の垂れ流しが止まらないこの国で本当にオリンピックが開かれるのだろうか。税金の使い方を間違っているだろう。どうでもいいことなのだがこの写真の右端中程にはワークショップ時代に設計したT Latticeが写っている。

理想

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photo:三鑰彩音「曖昧」(部分)

三鑰彩音の「曖昧」。髪の毛の表現に現れる不思議なトーンが私には新鮮。技法欄には岩絵具・水干・金箔・高知麻紙とある。水干を調べたら岩絵具の一種だそう。もし自分の思うままに理想の女性を描くことができるようになったとすると私はどうするのだろうか。
 

警戒

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photo:石橋暢之「有楽町」(部分)

石橋暢之の「有楽町」は写真を元にボールペンで描きこまれた細密画。鐡道ファンにはたまらない画題に引き寄せられる。それにしてもよくこんなに細かく描けるものだ。鐡道ファンがある一線を越えて深みにはまるとしたらおそらく一眼レフが引鉄だろう。警戒。
 

感心

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photo:遠藤美香「宙返り」(部分)

絵画のゆくえ2019展。東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館というなんとも間怠い名前の美術館に行ってきた。まだ著名とは言えない公募コンクール「FACE」受賞者の近作を展示することで「絵画のゆくえ」を探る狙い。大きな期待をしていなかった割には面白かったので、写真OKということもあり、印象に残った3点を撮った写真をアップします。遠藤美香の幅5m近い大作「宙返り」の中でひときわ目をひいた猫の姿。木版画での濃淡表現の技に感心。

dylan

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my favorite page-a-day。sonymusicは商売がうまい。去年はオンラインで配信していたディランの詩が書かれた「日めくり」をアナログ化してしまった。毎朝詩を読んで曲名を当てるゲームは楽しいのだが、曲数は優に1000を超えているし読み込んでいない詩も少なくはないので、正答するのはそれほど容易ではない。奥は深いのだ。商品として丁寧に作られているのだが価格がWorkman製の3倍くらいする。箱とディラン千社札小風呂敷付きの特別版も用意されていて、私のような人は入手せざるを得ないことを読まれている。こういう無駄遣いは元気の素なので費用対効果は実はかなり高い、と言ってしまうのは強がりだろうか。

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木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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