天気もよかったので、午後からふらっと車で勝沼に向かいました。高速すいすい。冬晴れの[シャトー・メルシャン]は風もなく穏やかで、周りの山並みには野焼きの煙が立ち上り、ぶどう棚テラスのテーブルは爽やかでした。
![101212a.jpg](http://art21.photozou.jp/pub/507/234507/photo/216875061.jpg)
![101212b.jpg](http://art29.photozou.jp/pub/507/234507/photo/216875073.jpg)
[シャトー・メルシャン]が載った
新建築12月号が発売になりました。見開きのメイン・ページにはこれに近いアングルのもっと広角の写真が使われています。もう本屋に並んでいますので立ち読みしてみてください。pp.96〜102です。
![101202.jpg](http://art21.photozou.jp/pub/507/234507/photo/216874791.jpg)
[シャトー・メルシャン]地下の樽貯蔵庫にセットしたテイスティング・バー。40cmピッチの細い鋼管で長さ6m超の薄い無垢板を支えました。もちろん葡萄畑の束杭のイメージ。ムカデのようにも見えるかな。「百足」なら読めるけど「蜈蚣」と書かれると無理。英語のcentipedeはまさに百足で、百が千になってmillipedeはヤスデだそうです。漢字は「馬陸」、これも読めない。それはそれとして、バーの真上のトップライトから降り注ぐ眩しいくらいの自然光も気に入っています。
ワイナリー見学ツアーの[シャトー・メルシャン]を楽しむコースに参加するとここでテイスティングになります。
![101013.jpg](http://art37.photozou.jp/pub/507/234507/photo/216873669.jpg)
日曜日、天気予報はいまいちでしたが、着いてみれば気持のよい晴れ。勝沼ぶどう郷駅から往きはシャトル・バス(無料)に乗らずにお気に入りの路を歩きました。淡く霞んだ山並みと青々と茂る葡萄畑。これを歩かないと勝沼はわかりません。
![101006a.jpg](http://art37.photozou.jp/pub/507/234507/photo/216873578.jpg)
棚の下は別世界です。いろいろな種類の葡萄があって、繰り広げられる情景は様々です。薄赤鼠の甲州と若緑の不喰芋。設計中は束杭や平杭に目が吸い寄せられましたが、今はもっと素直に絵を楽しめます。
![101006b.jpg](http://art21.photozou.jp/pub/507/234507/photo/216873587.jpg)
[ワイン・ギャラリー]と [資料館]の間から拡がるフェスティバル。遠く南側の葡萄畑の縁からの眺めです。このあたりを幾度歩きまわったことでしょう。想いを托した「白い箱」は勝沼の風土にしっくりと溶け込んでいけそうに感じました。
![101006c.jpg](http://art21.photozou.jp/pub/507/234507/photo/216873598.jpg)
勝沼に行ってきました。新しくなった[シャトー・メルシャン]で初めてのハーベスト・フェスティバル。たくさんのお客様で大賑わいに一安心。幸せなワインを楽しんできました。
勝沼限定発売のワインが3種類登場。生産量が少なく売り切れの恐れもあるという「椀子シラー」2006をお土産にしました。
![101004a.jpg](http://art37.photozou.jp/pub/507/234507/photo/216873532.jpg)
![101004b.jpg](http://art29.photozou.jp/pub/507/234507/photo/216873539.jpg)