銀座の裏通りの蕎麦屋の引戸がすっと開いて黒猫は中へ。
盛り上がったクラス会の3次会は前から気になっていたワインバー[gindachi]を選びました。銀座裏通りに開放された居心地の良い空間は女性客がいっぱい。おじさんたちも気持ちよくワイン。[calvet]のように日本のワインが揃っていないのだけは残念。私たちの建築談義をお隣で耳にしていた素敵な女性が、帰り際に「私はザハは好きです」と声をかけてくださいました。いいね。
横浜国大建築学科クラス会。久しぶりにランキンタクシーが参加。日常に埋もれかけていた寝ぼけ頭に強烈なパンチを喰らいました。最近、頭脳警察のパンタと一緒になったそうで、昔話にも花が咲きました。
2009年12月30日のブログでも書いたとおり、大学祭で彼と私が開いたロックバーに頭脳警察を呼んだのは遥か43年前のことです。コカ・コーラの壜にウォッカを30cc注いで「モロトフ・カクテル」と名付けて喜んでいました。若かった。この頃すでに東海と敦賀の商用原子炉が運転され多くの原発計画が進行中でした。
-往き帰り道の花屋はたいがい閉まっているのがさみしいから映える偶々の花。
-コンデジの高性能望遠のおかげで鳥にぐっと興味が湧きました。意外に仕草豊かですよ。
香り高い珈琲に沖縄の黒糖。絶妙の取り合わせでした。日大デザインコース篠崎研の「厚み」が伝わってきます。暫く無沙汰になってしまうのが残念。
ワインギャラリーの仕切り格子のコルテン鋼。この気候で屋外に暴露すると、本来より幾分荒い皮膜になるようです。が、自然な感じは、これでよかった。軒下にかかっている部分はきちんとグラデーションができています。
今回は程よくワインを楽しんで帰路は勝沼ぶどう郷1709発の「ホリデー快速ビューやまなし」。勝沼ぶどう郷駅ではぶどうの丘の向こうにちょうど陽が沈むところ。澄んだ夕空に描き出される飛行機雲が流れ星のようでした。
今月のラーメンは三鷹駅前にずっとあった「江口」を継承する「みたか」。「江口」と同じ場所で中身もほぼ同じ典型的中華そば屋。白い調味料をどばっと入れる旧いラーメンですが、旨い。スープは僅かにからくなっているように感じました。麺は昔と同じ。ここの通は先ずチャーシューと中壜のビールを頼み、頃合をみてラーメン。行列ができているにもかかわらずカウンター10席のうちの4人がこれでした。次はこれで行こうと決めましたが、やっかいな月一条例があるので、いつになることやら。
勝沼[chateau mercian]で11、12、13日収穫祭ハーベスト・フェスティバルが開かれます。甲州をはじめとしたおいしい勝沼ワインを気軽に楽しむことができます。ここだけのワインもいろいろ。詳しくはこちらから
pdfをどうぞ。鉄道は新宿0902発 勝沼ぶどう郷1054着の2階建リゾート列車「ホリデー快速ビューやまなし」がおすすめ。帰路は勝沼ぶどう郷1709発新宿1855着。乗車券だけでOKですが車内販売がないのとすべてが4人掛けボックスシートであることには要注意。\500の指定席券もあります。勝沼ぶどう郷駅からは無料シャトルバスが運行されています。写真は今年10月5日の現地。右が築100年以上になるワイン資料館で左が私たちが設計した[ワイン・ギャラリー]。あいだの葡萄棚とその手前にひろがる芝生でワイン。私は12日に行きます。
犬たちの大好きなペットショップ「コア」に置かれていた
吉祥寺ねこ祭りのチラシ。くぬぎのどんぐりもかわいい。いぬ祭りはないのでしょうか。
久しぶりに勝沼へ。晴れ男も台風には勝てず本格的な雨。にもかかわらずワイン・ギャラリーは賑わっていました。
東京国際フォーラム。巨大なガラスのトップライトの空間を朝から晩まで体験しました。屋外に限りなく近いスケールの空調された空間。視覚的に捉える大空の移ろいは悪くありませんが、莫大な維持費が税金で賄われているのは間違いでしょう。昨日の揺らぎの写真はここの御影石の床。
-遥か上方の建築部材に反射した光が床に届くあいだにさまざまな揺らぎ。
新宿副都心の鳩はカモメとは違って一列には並ばず思い思い。
静岡から始まったらしい[ariyoshi]のステーキダイナーを本場で体験。ステーキを立ち食いでというニッチにうまくはまったようで、東京にももう何店もあるそうです。食事メニューがステーキとごはんだけというシンプルさも見事。徹底的に無駄を省いてグラム5円を成立させています。個人的には皮がカリッと焼けたベークドポテトくらいは付いていてほしいのですが、300gのリブロースはワインと共にあっという間に胃におさまりました。いけますね。ただし、ディナーにしては時間が短すぎだし、消化も極めて良いようで、二軒目の夕食もしっかりいただくことになりました。
リンドウの青紫は秋。そこはかとなく寂しさを漂わせたこの微妙な色は写真が苦手で、脳が感じている色とはかなり異なった色にしか記録されません。リンドウと言えば銀河鉄道の夜。ジョバンニです。鷺取りのおじさんも暫く見かけていないなあ。