公園で見かけた飼い鷹。鷹匠と言うのでしょうか、飼い主がそばにいますが、犬たちの反応が気になってしまいます。近くには寄りません。
秋の木洩れ日が幻想的な模様をつくっていました。風がほどよくあってきらきらと細かい動きがあるので現実はもっと詩的です。
お別れパーティに
ハナミドリさんが持ってきてくれた古い地図。矢印があるところに
[二軒家アパートメント]があります。方南通りがまだない頃の地図で今は遊歩道になっている暗渠はまだ川です。周りの道の形状はほとんど変わっていません。「二軒家」ではなく「二軒屋」となっていますが、今も「地域交流センター二軒家」「二軒家公園」などと表記されているので、表記が混在していたのかもしれません。パーティには大家さん宅にホームステイしているスリランカの高校生も参加していたので去年のスリランカ旅行の写真も見てもらいました。さまざまな話題が飛び交って時は瞬く間に過ぎ帰宅は終電一本前でした。
[二軒家アパートメント]にオフィスがあるキュレーターの
林綾野さんがご夫婦と赤ちゃんの巣立ちを祝って描いてくれた水彩を撮りましたが傾いています。気のきいた贈り物ですね。久しぶりに抱っこした赤ちゃん、かわいかったなあ。オーストラリアからのお客様2人とは久しぶりの英語でおよそ40年前のオーストラリアの旅のことなどもお話ししましたが
[doghouse]のコンセプトは英語では説明しきれませんでした。
2003年に竣工した
[二軒家アパートメント]は4階建11戸の小さな集合住宅。私たちのように仕事で使っている人と住まいとして使っている人が半々くらい。屋上の芝生を通ってアクセスする不思議なペントハウスに大家さんを中心に住民たちやその仲間が時々集まっていまどき珍しいご近所の交流が続いています。竣工時から住んでいるご夫婦に待望の赤ちゃんが生まれ止むなくもう少し広い新居に移ることになりお別れパーティが開かれました。住人のほかに住人のお母様たちやお向かいの花屋さんも加わり賑やかな愉しい集いになりました。設計した建築の成長に立ち会うことができるのは建築家として最上の喜びです。大家さんとご近所のみなさんに熱い感謝。
枯株から蘇った蘇鉄の新芽がぞくぞく。くるっと丸まった緑がかわいい。
谷根千歩きから。これは魚屋ではなく住宅の入口にかけられていた暖簾。
10日から欧州公演が始まったディラン。19曲のうち6曲が最新作Tempestからで再構築された大昔の曲と同列に並んで今のディランを展開します。元気いっぱいのようです。これはCDにおまけで付いていたTシャツ。
秋になって朝の散歩が遠くまで伸び、犬たちの気分にもよりますが、大抵は井の頭公園西園にやってきます。西の端のグラウンドの奥にある雑木林もみんなが好きな場所のひとつ。逆光の朝陽に向かって歩くのが好きなのですが、この日は通せんぼ。よく見たら「スズメバチ注意」。あぶないあぶない。ちなみに公園の東の端のすぐ向こうが最近事件が起こった三鷹台です。
高校の放送部のOGOB会に出席。委員会ではなく部となっていて、高校の管理下に置かれない自立した組織でした。学園闘争を経て廃部になり今日に至っています。懐かしい写真や印刷物も登場。
我が家での一枚。秋の陽ざしに煙が揺れて次々に絵ができあがっていました。
光が丘公園でうっかり踏みそうになった蟷螂。色が秋の風景に同化してしまっています。ここは自転車も通るからあぶないと思います。
光が丘公園の昆虫広場。最近は西日があたる頃がきれい。大きなねこじゃらしのようなこの植物はなんだろう。
谷根千歩きから。ギャラリーなのかバーなのかの入口。いい雰囲気です。壁に並んでいる猫の作品も面白い。
これは根津ではなく西新宿五丁目。仕事場のジャロジーの隙間から捉えた天日干しの柚子。網戸がフィルターになってどこか温かい絵になりました。
谷根千歩きから。これは鮨屋だったかな。暗い路地の細長い窓から漏れてくる灯りが秋の気配。
昨日の物体の真後ろの方向にはこんな情景。不思議な街だなあ。
勝沼[chateau mercian]で12、13、14日収穫祭ハーベスト・フェスティバルが開かれます。絶好のワイン日和のようですので、虎の悲劇がほぼ確実なCSや取っても喰えない資格試験やらもありますが、ちょっとご紹介を。甲州をはじめとしたおいしい勝沼ワインを気軽に楽しむことができます。ここだけのワインもいろいろ。詳しくはこちらから
pdf をどうぞ。鉄道は新宿0902発 勝沼ぶどう郷1054着の2階建リゾート列車
「ホリデー快速ビューやまなし」がおすすめ。乗車券だけでOK。勝沼ぶどう郷駅からは無料シャトルバスが運行されています。写真は今年9月7日の現地。左が築100年以上になるワイン資料館で右が私たちが設計した[ワイン・ギャラリー]。あいだの葡萄棚とその向こうにひろがる芝生でワイン。いいなあ。
富ヶ谷の現場付近で望遠で切り取った東京スカイライン。建築とは思えない物体の集まり。
暑くはなくなったので富ヶ谷の現場への行き来は歩き。ちょっと寄った代々木八幡境内で出会った遠い世界の足跡。黒御影の表面を薄く水が覆っています。
私たちの仕事場にはたいした景色がありませんが、1階上の
[二軒家アパートメント]ペントハウスに上がると周りのスカイラインを一望。
夕陽が沈んだ後のまだ青みが残る空に現れた大きな三日月が思ったよりぶれずにカメラにおさまりました。
犬たちとの散歩道の
蔦一筋にがまた別の筋を展開。犬連れてこそのささやかな楽しみ。
丸ノ内線西新宿駅近く東京医科大学病院の建て替えが進行中。いつもこのあたりで足が止まってしまいます。
蘇鉄の新芽がすくすく成長。若々しい早緑が目にうれしい。
筋斗雲のように秋の空に浮かぶ雲ひとつ。英語版ドラゴンボールでは筋斗雲はnimbusと呼ばれているそうです。
住居表示で捏造された地名が悲しい西新宿には唐突に出現した高層マンション多数。申し訳につくられたビオトープにも秋。