谷根千夜
後期の設計演習の課題では新しい試みに挑戦しています。谷根千に集まって住む場を設計するのですが、敷地、居住者構成を含めたプログラムを学生一人一人と講師陣の協議で決めて行くのです。場所の偏りが強かった敷地選定が協議の成果で拡散しそれぞれの敷地がほぼ決まって来たのであらためて現地踏査に行ってきました。今回はちょうど谷中まつり。夕方から出かけたので夜の谷根千も観察してきました。暗い路地に点在している街の灯りが魅力的です。まわりの住宅街では日が落ちるとともに観光客の姿も消え人気がさっとなくなり、ぶらぶらとは歩きにくい雰囲気に。いい街だということでしょう。「つばめや」の並びにあったはずの根津らしいワインのお店「いてふ舎」がマンション建設で姿を消していて、がっかり。大通りに近いところから街が崩れていっています。帰りの地下鉄根津駅はホームが湾曲していて、いいな。
2013/10/14(Mon) 06:23:06 | doglog