前に小道具

厨房の吊り金具はHAFELE。優れものです。ラップ類ホルダーはよくできています。左のレシピースタンドも多目的に活用しています。
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上から連鼠

これが犬たちが大好きな鼠。うっかり口の届くところに置いておくと騒ぎの元なので、こうして軒下のヒートンにぶら下げて休息させます。90cmピッチの32本のヒートン。洗濯物干し、日除け、鉢吊るし等々、重宝しています。
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やっとパーコー

健康診断の結果に従い「ラーメン絶ち」を解除することになったので早速「万世麺店」へ。高校生の時から食べ続けている「パーコー麺」を一年も食べられなかったのは辛かった。通学路にあったラーメンが46年後の通勤路にあるというのは奇遇と言えなくもありません。「ジャメラ」どころか「肉味噌」も姿を消してしまっているのは残念。新宿西口店に限ったことなのかどうかはわかりません。ラーメンそのものはお見せするようなモノではないので写真は[doghouse]の夜「薔薇と犬」。
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余所見鳥

いつもコンデジを持ち歩いているので余所見たくさん。歩行速度も幾分落ちているのかもしれません。すれ違う人を認識しないほどに歩くことに集中するよりずいぶん楽しいものです。で、こんな写真もパチリ。
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猫の時間

[doghouse]の中庭に農業用の遮光シートがかかりました。犬たちがお昼寝をしているので、猫が空間を独占。気持よさそうですね。
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小望月

金曜夜、仕事場のテラスからのショット。25日の13時25分が「望」だそうですからこの月は小望月。高層ビルの泡沫の灯りに月。手持ちにしてはよく撮れたと思いますが、なにやら不穏な感じがしないでもありません。
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潮騒のメロディー

朝ドラにはまりました。遠い過去の記憶を刺激する妙に懐かしい物語が3・11に絡みそうな切実さのせいかな。一字違いの潮風のメロディーは返還前の1971年沖縄。写真は2013年4月清水の海原。
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ともだち

お向かいから陶製のマルがやってきました。オランダではなくデンマーク生まれ。マルの定位置で決めています。こっちの方が優雅かな。
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危機一髪かな

部屋を舞う蠅を遊び相手に選んだマル。哀れ一撃を受け飛ぶことはできない蠅の運命や如何に。マルも真剣です。
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杮葺落に

杮葺落五月大歌舞伎。杮(こけら)も柿(かき)とは違う微妙な字だが「杮葺落」で「こけらおとし」と読ませる独特の世界。唄の文句に「一番搾」を混ぜたりしてはいるものの小屋に関しては頑なに過去を踏襲しようとしていました。客の入れ替えのモタモタもそのまま。今回は素直にイヤホン解説を受け入れたおかげか舞台がよく解り大いに中身を楽しみました。和久傳のおつまみを用意して幕間に一杯やったのも正解。玉三郎手拭いが飛んできたのはラッキー。
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うれしい循環

2012年竣工の富ヶ谷集合住宅。道を挟んで斜め前にちょうど空いていた古いアパートが現場事務所でした。アパートの大家さんがハウスメーカーで建て替えを検討中という話を小耳にはさんで、私たちの出番ではないなと思いながらも一案捻り出してみたのが、間もなく着工する富ヶ谷集合住宅2の始まりです。評価の高い居住地域のエッジに位置する雑然とした印象の拭えないエリアで他にも木造アパートを経営している事業主にとっては、付近の相場の2割増しの賃料ながら順調に市場に受け入れられている実績もさることながら、地域の将来にどちらがプラスになるかとの判断が決め手になったようです。建築により街の評価が高まることでまた建築の資産価値も上がる。うれしい循環ですね。手前が新しい敷地。今度は高低差があります。
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a day in the life in May

密度の濃い五月晴れの一日。遮二無二歩くのは止めにしてメトロの一日券を用意。先ずは富ヶ谷で地の神様にお祈り。新しい集合住宅の地鎮祭です。次は表参道で檀紀彦「けやきビル」の施工見学会。3次元に歪んだ施工難易度の高い建築での施工者の苦労がよく解りました。難しい現場特有の張りつめた感じはなく、むしろ工事の難しさを楽しんでいる雰囲気でした。いいのかも。隣は伊東豊雄のTOD’S。対峙する欅がモチーフだと聞いていなければそれなりに刺激的な造形です。続いて中村好文の「小屋においでよ!」展へ。幾つもの小さな空間を体感させる仕組みが中村さんの持ち味にぴったり。客の数が仕組みにあっていないのだけが難点かな。デートの二人に専有された立原道造の小屋には入れないし、知らない女の子と二人で狭い洗面所には入れないし、ひととおり体験するのにけっこうな時間を要しました。若いコたちの仲間に交じりこんだようで楽しかったけどね。建築三昧のトリは新歌舞伎座。團十郎が菊五郎に替わってしまった「梶原平三誉石切」玉三郎菊之助の「二人道成寺」を楽しみました。見事な芸能ですが前建築を忠実に踏襲した建物には建築家の影すらありませんでした。かくも破天荒な芸能を大胆に展開しているのだから、小屋に対しても同じ豪胆さを持って挑むことができたはずなのになあ。
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full moon dogwalk

犬の散歩でお世話になっている井の頭公園西園。この前の満月の夜の写真。HX30Vのおかげでこんな写真が撮れました。後継機種のHX50Vが5月17日に登場。光学ズームが20倍から30倍に、画素が18.2Mから20.4Mにアップされましたが、軽量超望遠の基本は継承。次はこれにします。GF6は宣伝だけでいいや。
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with Curious George

昼少し前に新宿西口を歩き抜けようとして「東京発!物産・逸品見本市」に巻き込まれ、築地若竹の鮪カツ重弁当をゲット。爽やかな天気だったので事務所の3階テラスでランチにしました。鮪のメンチカツですね。衣の表面に塗りつけられたタレはちょっと甘めでしたが、満足。事務所でのマイカップは子供の頃大好きだった「ひとまねこざる」です。
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the other look at the street

不思議な建物。どう見ても傾いています。3階のサッシだけ水平というのも不可思議。他人事ながら大丈夫なのかなあ。場所は長崎、中華街の裏。地震は稀なところだそうで、よかった。この向かいあたりの老李の水餃子がおいしい。早くも長崎が恋しい今日この頃です。
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somewhere

これはどこ?通勤の途中にコンデジで捉えた映像。かなりの望遠ショットです。これが手持ちで写るのだからさすがです。どこだかわかりますか?somewhere。ECM2200番で登場した Keith Jarrettの2009年のスイスでのライブ録音もSomewhere。私のお気に入りの1994年のブルーノートとパースネルもトーンも変わりない金太郎飴だけれど、いいですね。特に表題曲から繋がるEverywhereが好き。それにしても歳に合わせた退行というかたちを取りながら進化し続けるボブ爺さんとは大違い。面白いなあ。
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green by the window

窓辺、いい言葉ですね。窓とは言っても[doghouse]の場合は床から始まる引き戸。ガラりと開けて戸袋に納めてしまうと内と外の境目がなくなります。いい季節になってきたなあ。
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cat in the dark

赤と黒のコンポジション。目を凝らすと黒の中になにやら。定席となったデイベッド下に潜む猫のクウです。
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Lady of Shalott

薔薇の品種によって開花時期に微妙なズレがあるおかげで中庭の賑わいが適当なリズムを伴って持続しています。今盛りはこのLady of Shalott。単にオレンジとは言い切れない味わい深い色です。これがトリかな。
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dog life saving

dogと銘の入ったバッグに納められて居心地悪そうなマル。実はこの青いバッグは私専用の洗濯物入れ。中庭で陰干ししている処に犬遭遇というわけです。dog life savingは里親探し。新宿西口公園ギャラリーではフクイチで身寄りを失くした動物たちの写真展をやっていました。
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life saving dog

犬用ライフジャケットに身を固めたマル。ペットショップの閉店セールで格安で入手して、来たるべき海行きの用意万端。お似合いだと喜ぶのは私たちだけのようで、着心地はイマイチのようで身を固くしています。
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ジャケットの背中には手提げが着いていてぶら下げるとこんな風になります。水難から救出する時に役立つのでしょうね。実は散歩に最適だったりして。
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沫 虹 滴

五月の陽光の中の水撒きに虹が架かりました。葉が受け止めた水滴がきらきらと輝きながらころころ。写真は私のコンデジではただ瞬間を捉えてまた違った映像が残りました。
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薔薇の五月

[doghouse]の薔薇が咲きそろいました。この季節にしては空気が冷えているせいか何時になく日持ちがいいようです。色とりどりに庭を楽しませてくれています。
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墨犬橙犬

[doghouse]のお迎えマット。既製品ですが造形のシンプルさは「私の犬」に通じるものがあります。お気に入りです。最近橙犬が加わりました。マルはラグ類を齧るのが趣味なのですが今のところ難を逃れています。
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時ゆるやかに過ぎて

こうして帰ってくる人もいればまた連休もうれしいもの。天気にも恵まれて犬たちものびのびと群れを楽しみました。寝箱が外に出てマルは初めての五月を満喫しています。ベルトイヤの上は娘の荷物。佳き時にも終わりあり。
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鯉幟 粽 菖蒲

うちではもう男の子はハヤだけだけれども時節の飾りはうれしいもの。柏餅も菖蒲湯も忘れていません。私たちの国にはまだまだいいこともたくさん。この国に生まれた幸せを感じ続けられますように。
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五月の風に

一人暮らしの狭い部屋から暫し戻った娘の目に[doghouse]の世界は新鮮だったよう。大きく空気を吸い込んでいました。にぎわいが戻り爽やかに内と外が溶け合い、檸檬の若葉、卵を産みつける揚羽蝶、薔薇、茄子の花、みんなのびのびの五月です。
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ヤブイヌに想う

この藪犬は長女がズーラシアで買ってもらってきたもので、今は静岡県清水在住。薮犬bush dog、ネコ目イヌ科ヤブイヌ属speothos venaticus。おもしろい生き物ですね。ご主人のポケットにズーラシアの半券2枚を見つけて離婚を決心した話も思い出してしまいました。動物園、行きたいなあ。
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日本三大美港

長崎、神戸ときてもう一つは 清水だそう。砂嘴による天然の良港の大向こうの富士の姿が買われての評価なのでしょう。その砂嘴にある三保の松原と富士山との結びつきは日本人以外にはわかりにくいかも。その清水の砂嘴で学ぶ長女が帰省。[doghouse]が暫し賑やかになるはずです。
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you are what you eat

野川公園。運営上の工夫もいろいろあって、その一つが子供たちが遊んでいる「ばったらんど」。虫族が自然に暮らせるように草刈りフリーのフィールドが設けられているのです。野川に架かる橋の下も面白い。跨道橋の手摺のデザインも悪くありません。
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変なタイトルが続きましたが、種明かしを。Peter, Paul & MaryのPeterとMaryの夫Barry Feinsteinが1968年につくった映画You Are What You EatのサントラでPeterが唄う佳曲Don't Remind Me Now Of TimeがカバーされてRun Wild, Run FreeというLPで少し世にひろまりました。どちらの盤も稀少で高値が付いていたのですが、今はあっさり復刻されています。前者の復刻CDの長門芳郎さんの解説は読み応えがあります。ここにもThe Bandの面々が顔を出しています。

don't remind me now of time

野川公園。もとはゴルフコースだっただけに、ほどよい起伏があり、芝原と林がリズムよく繰り返されていて、五月の爽やかな晴れ空を楽しませてくれました。ちょうど「たんぽぽの絨毯」の時節。連休でたくさんの家族連れで賑わっているのですが、広さにゆとりがあります。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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