私の住む三鷹市のホームページの
わがまちマップに載っている「旧字名・地名」を扱った地図で今[doghouse]が建っているところが昔は大字下連雀字橋上北浦と呼ばれていたことを知りました。当然南浦もあって、そういえば南浦という交差点が近くにあります。写真は橋上、橋下を分けているむらさき橋を橋上から見たところ。元来「橋」は旧字の異体字が使われているのですが、私のパソコンでは「槗」までは出てくるのですがまだ少し違う字なのです。
西洋美術館と文化会館のあいだから見たスカイツリー。新しいランドマークになることだけは間違いないようです。文化会館では4月11日に斎藤輝彦さんのコントラバス・リサイタルが開かれます。3月15日には三鷹市芸術文化センターでイタリアのコントラバス奏者アルベルト・ボチーニとのデュオ・リサイタルもあります。詳しくはジャズのコントラバス奏者
若林美佐さんのブログをご覧ください。お二人の動画もアップされています。
昨日の最高気温20.8℃から一挙に今朝は4.0℃まで下がって、また平年の寒さに。今回は天気予報がみごとに的中しました。風も吹き荒れて花粉が激しく飛び回っていることを実感しています。身近な猫には花粉症はいませんが、ハヤはどうなのでしょう。
大雪の翌朝の
[二軒家アパートメント]からの眺め。西新宿とは言いにくいし、渋谷区本町は地名でしかないし、二軒家は新しい人には通じないし、まあ名無しの界隈といったところ。とてもいいところなのだけれども、周りの遠景との不釣り合いは、なんとも言えません。右手に小さく見える高層ビルがパーク・ハイアットで、都庁舎City Hallはビル陰に隠れてしまっています。
[doghouse]の近くにずーっとあった怪しい空き地に道路が造られ、同じような住宅がたくさん建ち並びました。周辺の街並みと雰囲気が明らかに違っていて、新しいから小ぎれいだけれども、どこか淋しい感じです。二、三十年経って、何割かが建て替えられるようになると、まわりに馴染むのでしょうか。
先週木曜日の勝沼行き。[ワイン・ギャラリー]の向かいに整備中だった甲州市近代産業遺産「宮光園」がいよいよ3月26日オープン。工事中のシートが取れ手前の木の葉が落ちて「宮光園」が姿を現しました。「日本のワイン醸造発祥の地」の「ワイン環境」が目標に向かって一歩前進です。詳細は
甲州市のpdfをご覧ください。付属の散歩マップが役に立ちます。
上が2011年2月、下が2010年9月の写真。
桃の節句が近づいて我が家にもお雛様が姿を現しました。冷え込み方がずいぶん穏やかになって春が確実に近づいてきているのがわかります。食卓には菜花も上がりました。欧州ならホワイト・アスパラだな。
雨水という節気がぴったりのお休み。活字を追いながらの音楽はまたまたECMのRagas and Sagas。最近はまっているAnouar Brahemとも共演したことのあるJan GarbarekとUstad Fateh Ali Khanとの1990年の録音。あのNusrat Fateh Ali Khanのカッワーリとは質の違うパキスタン音楽とサックスの融合もの。George HarrisonのWithin You Without Youとはまた少し違うかな。穏やかな朝の時間にはまっていました。ジャケットはパキスタンの山岳地帯のモノクロ航空写真。誰かが隠れていると言われていたのはこういうところなのだろうな。ハヤは何故か粗相が止まらず少し疲れ気味なのか、ぐったり眠っています。ついでにNusratの最後の録音も聴いてみました。サックスが入り込む余地はなさそうでした。すごい。
久しぶりの勝沼。雪が残っていました。天気予報ははずれて、晴れ。勝沼ぶどう郷駅からぶどう畑の中をしっかりと歩きました。いい一日でした。[ワイン・ギャラリー]、冬はお客さんは少なめと見込んでいましたが、この前の日曜日は雪のせいか満員御礼だったそうです。
今日は勝沼へ。写真は
ぶどうの丘の定点ライブ・カメラの大雪の翌朝火曜日の映像。雪はどれくらい残っているかな。あまり勝沼に行かなくなってからは時々このライブ・カメラで美しい夕暮れの景色などを楽しんでいます。
photos courtesy of Koshu-shi
高校生の娘の友達が11人も遊びに来たついでに紅いクッションのひとつがロフトに一時避難しています。老犬と仔犬が譲り合ってちょっと窮屈そう。もともとは人用だったのですが、犬たちに気に入られて、今ではほとんど犬印です。
ディランがグラミー賞授賞式でMaggie’s Farmを演奏しました。ツアー・バンドからの3人にそれまでステージで演奏していたMumford & SonsとThe Avett Brothersの若者たちが加わった総勢10人超の演奏とコーラスをバックに、ジャグ・バンドみたいな感じで、1965年発表の原曲とも最近のライブともまったく違った雰囲気。楽しい演奏でした。たかだかレコード業界のお祭り、あまり関心はないし、登場する人たちも知らない人ばかりですが、出勤前のライブではハービー・ハンコック、ニール・ヤング、ジェフ・ベックの受賞を目撃。109部門の中にはクラシックもあって内田光子が受賞。もう一人の日本人受賞者を出したB’zは名前しか知りません。レゲエ部門で制作者としてノミネートされていた元外交官の阿曽沼和彦はまた残念。たかだかとは言え、大きな世界のようですね。ディランの演奏はSonyの監視が厳しいYouTubeを避けてアップされた
Dailymotionで見ることができます。上の写真はそのSony傘下から発信されている音楽大好きブログ
HIGH-HOPESから転載しました。3番目の写真はネット上で見つけたリハーサルの写真。よくアップしてくれました。
東京はちょっとした大雪でした。
photo courtesy of HIGH-HOPES
photo by WireImage
photo by Albatross
積もらない雪が通り過ぎて春の足音がだんだんはっきりとしてきました。朝の散歩はさっと濡れた路面が凍結してうっすらと紗がかかったよう。フクが滑らないようにリードを細やかに牽き、久しぶりの湿った空気を味わいながら、歩を進めました。朝露に映える近くの紅梅が目にとまり、散歩が終わってからカメラを手に出直しました。爽やかに澄んだ朝の音楽はアルヴォ・ペルトのTabula Rasaから。表題曲の前に展開される2種類のFratresも好き。ヴァイオリンとピアノ(キース・ジャレットです)版よりもチェロ12本版の方が少し好きかな。tabula rasa、「精神的な白紙」を表すラテン語だそう。わかるような気がします。まだCDがなかったころに池袋のアール・ヴィヴァンで入手した独ECM盤LPもとってあります。あの頃が懐かしいなあ。
恒例の日大生産工学部の卒業制作優秀作品選考会。今年は授賞式の後の懇親会の後に居住コースの打ち上げもあって、多いに語り合いました。今年のベストショットはこれにしましょう。沖縄で人々芭蕉布を織る、の模型です。
カンボジア2000年1月。アンコールワットの回廊。地雷がまだたくさん埋まったジャングルの中の遺跡は想像以上に力強い建築でした。4月にディランがプノンペンでライブとの噂もありましたが結局は台湾→中国→ベトナム→シンガポール→オーストラリアと通り過ぎてしまうようです。武道館の噂もありましたが・・・
久しぶりに荒木町へ。路地裏にひっそりと提灯のかかる「たまる」。無理を聞いていただいて、小上がりの4人卓を6人で囲んでの鮟鱇鍋。おいしかった。締めは雑炊でも炊き込みでもなく汁かけ飯。旨い。おかわりをしてしまいました。
エストニアのピアノ音楽を聴きに行きました。演奏は
吉岡裕子さんと秋場敬浩さんのユニット
Estonian Music Project。エストニアの作曲家ではアルヴォ・ペルトが有名ですが、そのペルトも吉岡さんに教わったスメラもシサスクも登場しないマイナー?な選曲。それでルーテル市ヶ谷がいっぱいになるのもさすが。「静かなる心象」という副題がぴったりの演奏会でした。で、アンコールにシサスクもスメラも。よかったなあ。締めには客席のエストニア大使のリクエストでペルトまで登場。素晴らしいピアノの夜になりました。写真中央のエストニアのアーティストによる「花」も音楽に色を添えていました。
Estonian Music ProjectのホームページのAudio/Videoのところで吉岡さんのスメラとシサスクを聴くことができます。
山珍居ランチメニューから。野菜入り焼きビーフン。手前のソースを絡めていただきます。野菜たくさんがうれしい。
冬はダイニングのテーブルの上にも陽が差し込みます。冬も葉が落ちないシマトネリコの木漏れ日。iittalaのガラス盃の半透明プルッシャン・ブルーがいきいきと見えます。
新しい犬ではありません。普段は私の部屋に置いてあるシェパードのフィギュア。[doghouse]ができたお祝いにお向かいのお宅からやってきました。イタリア製のはずです。名前はボブ。
寒さがゆるんだ冬の朝の音楽はBlood, Sweat & Tears。サティのジムノペディの変奏曲で始まる1968年録音の2作目。SONYがSACDに力を入れていた頃のハイブリッドでないSACD盤を大音量で楽しみました。気のせいかもしれませんが、いい音。ベースもブンブンうなっていました。その昔、LPでどれほど聴いたことでしょう。あの頃のロック少年にとって初耳のサティは衝撃的でした。いい曲いっぱい。3曲目がギターのSteve Katzが作って歌うSometimes In Winter。最後もサティで、その後に靴音とドア閉めの音が続きます。名盤です。
New York,1982年冬。住宅の設計を始めたクライアントが通っている歯科医院がアモルフの設計ということで、「都市住宅」1985年7月号を引っ張り出してみました。「パートナーシップの可能性」というタイトルでアモルフとワークショップを特集しています。思わずタイム・スリップしてしまいました。今日の写真はその特集号で使われた雪のタイムズ・スクエアの写真。この時泊まっていたのはこの裏手にある週単位だと安くなる老朽化したホテル。その筋の女性と麻薬中毒患者の巣窟でした。A Heart In New York。作曲家コンビGallagher-Lyleの佳曲です。
立春。さすがに暖かくなってきました。きのうは節分。我が家にもいつものかわいい鬼が出てきました。子供たちは豆まき。ハヤは鬼のお面を怖れて吠えかかっています。歳の数だけ豆をいただくのは難儀なので少なめにしました。景気も暖かくなるといいなあ。
気持ちのいい冬の陽だまりにうっとりのハヤ。きりっと白いふさふさの毛が逆光でいっそうきれいに見えます。若いなあ。
ただのしっぽですが、こうして服から飛び出していると、ユーモラスな感じもします。しっかりとした骨が通っていて、ぶつかるとけっこうな衝撃です。
山珍居ランチメニューから。ローバーミー。そぼろ肉入りラーメン。ジャージャー麺とはまた違います。飲み過ぎた次の日、粥ほどでない時は、こちらをいきます。