天幕の端を垂らす、早朝モードの[doghouse]中庭。仔犬は中にいるので猫はのんびり睡蓮鉢。金魚が死んでから水を入れ替えたからセシウム濃度はそう高くないはず。受験生がいるので家族旅行というわけにはいかずのんびりと家で過ごすのも悪くはありません。みんなが起きてくるまでのあいだヨーヨーマのエンニオ・モリコーネで少しだけ避暑地気分を楽しみました。
何事もなかったかのように夏が始まりました。[doghouse]にも日除けが登場。この園芸用の塩ビの紗、重宝しています。今は放射線は上からは降ってきていないはず、デッキは奥さんがしっかり水洗いしているから、大丈夫なのかな?。放射線いっぱいのガスが飛来してもまた内緒にするのだろうから油断はできないけれども・・・。今回、半減期は英語でhalf lifeであることを学習。原発と付き合って行くのなら、片時も忘れてはいけない単語ですね。
ちょっと時間があるときの[doghouse]の中庭が好きです。たくさんの植物。いろいろな鳥。さまざまな空。調布飛行場に離着陸する軽飛行機。はるか上空を取り過ぎる飛行機が残していく儚い白い一条。カメラを手にする私を犬たちが不思議そうに観察しています。
今年の[doghouse]のクリスマス・リースはストレート。気に入っています。この位置でドア全面に陽があたるのはあり得ないので写真におさめるのは暗い時になってしまってなかなか難しい。
冬至、柚子湯、クリスマス。季節のお祝いに[doghouse]の動物たちも集まっています。緑の
be@rbrickも加わりました。フクの足どりが少し怪しくなっていたので、日曜日からはこのツリーの前のデイ・ベッドで、フクの傍らで、夜を過ごしています。みんなの関心がフクに集中しているので、ハヤは穏やかではいられず、吠えまくっています。
[doghouse]もクリスマス・モード。日曜朝みんなが起きてくるまでの間、新聞に目を通しながら、ハヤをお腹に乗せてのんびり。音楽もEmmylou Harrisのクリスマス・アルバムLight of the Stable。ニール・ヤングもコーラスに参加しているのですが、竹内まりやのコーラス隊の薬師丸ひろ子のようには聴きとれません。お気に入りのCherry Tree Carolは今年亡くなったKate McGarrigleとの録音ということで次はThe McGarrigle Hour。Rufus WainerightはじめMcGarrigle一家総動員のクリスマス集です。Emmylou Harrisも参加。この中ではジャクスン・ブラウンのRebel Jesusが好き。新聞は終わってしまって研究社の「ラテン語名句小辞典」の活字を追いました。
veni, vidi, vici
カエサルの「来た、見た、勝った」。頭韻も踏んでいるのですね。かっこいい。ラテン語は動詞に人称も含んでいて、日本語は主語を省略してしまえるから同じように短く訳せるというわけ。ちなみにvidiの直接法一人称単数はvideoだそうです。