
五反田から池上線に乗るのは楽しい。7つ目の石川台で降りて打合せ。せっかくだからランチは現地でと考えて選んだ渋そうな「ふじ食堂」は何故か準備中でショック。手前の家の2階が道路にせり出しているのが不思議でパチリ。緩やかないい街なのかも。

ワタリウムのLina Bo Bardi展。ブラジルの大地から生えてきたような力強さと現代建築の細やかさが同居した暖かい建築。このタイトルはストレートに解かる。熱帯の太陽ですね。家具、植物、民芸品も展示に馴染んでいます。バイーアの猫がかわいかったなあ。写真が撮れなくて残念。ワタリウムは都市に根付いてきているけれど、ボッタの建物は街に馴染んでいるとは言えないなあ。

ギャラリー間の岸和郎展。繊細な模型、図面、プレゼンテーションが清々しい。「南予の家」の一部が私の[doghouse]に似ているのにびっくり。永い設計期間中に「南予の家」は竣工しているのだけれど見落としていました。 [doghouse]で11年経ってメンテが必要になってきている中庭デッキの南洋材はここでは足場板。後で写真で確認すると隙間がほとんどない様子。どうなっているのでしょう。屋外に展示されている小さなアクリル塊の三次元建築像の美しさはカメラに捉えきれませんでした。タイトルの「京都に還る_ home away from home」が解かったようで解り切れないのは読みが甘いからなんだろうなあ。いずれにせよ気持ちの良い建築時間を過ごしました。


塩風味の金平糖がかわいい。ポルトガルが覇権を握っていた時代に日本に伝わったから、砂糖菓子を意味するポルトガル語confeitoが語源になっているのでしょう。ポルトガル語語源の言葉はほかにも、ボーロ、ばってら、ブランコ、ビスケット、ボタン、キャラメル、カルタ、カステラ、かっぱ、チャルメラ、「ピンからキリまで」、フラスコ、ひりょうず、襦袢、ジョウロ、メリヤス、おんぶ、オイチョ (オイチョ カブ)、パン、先斗、ラシャ、シャボン、天ぷら、たんと(関西の方言)、トタン、ビロード、ザボン・・・。出典
日本ポルトガル協会ホームページ。影響力が甚大だったことがよくわかります。

[cochin nivas]の新メニューは「チョーミン」。インド式中華だそう。スパイスの効いた焼きそばに酢豚のような感じのちょっと甘い餡がかかっています。餡の中には鳥の唐揚げ。街の中華の焼きそばとはかなり異なる風味です。アジアの味の巧みな折衷ですかね。いけます。

神宮前のハクモクレンに惹かれて撮った写真に偶然写っていたハトかな。よく見ると虫のようなものを咥えています。かなり拡大したトリミング写真ですがiPhone6すごい。おかげでコンデジの出番はどんどん少なくなって最近はデスクに置き忘れもしばしば。HX90Vに非はないのだから大切にしてあげなくっちゃ。

一日2回歩き抜けるのが楽しみになっている新宿中央公園。その昔滝があったあたりは鳥の餌場。食事中のヒヨドリがうまく写りました。叢になんとか溶け込んで視認しにくいのは生命の知恵かな。