
ゴミが混ざっているから荷造りは大変。息子の思い切りのおかげで一気に乗り切りましたが、さすがに疲れました。後の飲みで元気回復。模型は神宮前の集合住宅。2つのプロジェクトが時間差で進行中。休み明けには同じ神宮前で設計契約。神宮前#4もスタンバイ。感謝。

クアラルンプール土産は食べたことのない料理「肉骨茶」(バクテーbak kut the)の素。豚の骨付き肉を煮込む鍋で、ご飯にもかけるらしい。アジアの食はつながってるなあ。


Bob Dylan日本公演16日目千秋楽は小糠雨降るヨコハマ。出だしの声が僅かに風邪っぽいながら、元気いっぱいの唄を聴かせてくれました。バックのサポートは盤石。2010年の日本公演最終日には13日続いたBallad Of A Thin ManのかわりのForever Youngのサプライズがあったとは言え、最終日にツアー初登場曲がでたのは2012年9月が最後なので、まああきらめてはいましたが、そのとおりのセットリストになりました。ネットには初日のキューシートが上がっていて、なんと8曲目には演奏されたI"m a Fool To Want Youと並んでCome Rain Or Come Shineが書かれているのです。この日までは8曲目を日替わりにするつもりだったのでしょうか。結局は8曲目は変わらず9曲目のThat Lucky Old Sunが翌日からThat Old Black Magicに変わって最後まで続きます。私は初日も行ったので全曲聴いたことになるわけです。2010年が66曲今年は22曲とたいへんな違いだけれど聴きどころ満載の素晴らしいロックに満足。終演後は弟に新聞社のIさんブートレッガーのA嬢を加え熱い濃い打ち上げ。ただし話の中身は秘密。Iさんが筋金入りなのは知っていましたがただの筋金でないことが判りました。私はひよっこです。

スタッフがキンカチョウを飼い始めたと聞いて驚いた。私がおよそ60年前に飼っていたのと同じ種類。そんな昔のこと故その鳥の姿が記憶に残っていて、フェイスブックにアップされた写真が妙に懐かしい。かの鳥の籠が猫に襲われ飛び去ってしまったことも、やはり忘れていない。歳をとったなあ。彼女たちのは「きんさん」だそうだが、僕のは名前を忘れてしまった。

野老朝雄さんのオリンピック・エンブレムについての山中祐一郎さんの
フェイスブック・コメントは読み応えがある。「数学的厳密性を背景にしつつ、柄/紋が繋がることで拡張/展開し、作品と環境が繋がり、それに関わる人や想いもまた繋がっていく」デザインは美しいとか印象的だとかいう感覚的な評価を超えた、思想を持ったシステムを基盤に持っているのだ。選定のプロセスはデザインの重要性を理解しない惨憺たるものだが、結果オーライとなったのはよかった。でも2020年にフクシマはどうなっているのだろう。2020年に三陸の仮設住居はまさか残っていないだろうな。

Bob Dylan14日目は7列目中央下手寄り。音の全体がちょうど視野におさまる素晴らしい席でした。ヘッケルさんも同じ列でご挨拶。それにしてもいいバンドだなあ。ひょこひょこ歩き回り、バンマスごっこの手振りやストレッチを繰り返し、単純音階反復の子供ピアノを楽しむボブ爺さんを過不足なくサポート。チームワークを大切にしていることが中心のない不思議な舞台照明からもわかります。セットリストが変わる期待はもうどこにもないけれど130分間音楽を堪能しました。素晴らしい夜の気持ちはモッコウバラ。