白詰草

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ほどほどに雨も降るからシロツメクサの牧場も美しく育って椋鳥の番いは仲が良さそう。

Sciacca

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Sicilia series。アグリジェントからシチリア島南西部を海沿いにバスは走る。このあたりは西南西に150kmくらい向こうがチュニジアで、古くから現在までアフリカ大陸との玄関口になっている。ブドウ、オリーブ、レモン、小麦が育てられる穏やかな丘陵地帯にギリシアがつくった都市の遺構が散在する。心優しい同行のおかげで必ず窓際に位置している私はカメラを構えて居眠りをする暇もない。電柱がない、看板がない、工場でつくったモノがない田園風景は美しい。そこに石積みの小屋、巨大な岩石、石橋などがときどきぽつんと姿を現す。羊の群れもいた。そんなシークエンスで遠くの岩山の上に街が一瞬姿を見せた。あとで野口教授に確認してもらったら思った通りシャッカだった。アラブ人がつくった港を起源とするアラブ色濃い街なのだそうだ。彼は40年来の建築友だちで私のなかでは「野口くん」なのだが、今は藝大教授でシチリアを研究している。事前に読んでおくべき本を尋ねたら、陣内秀信の「シチリア・南の再発見」と高山博の「中世シチリア王国」の2冊が必要十分であると明解な答えが返ってきた。その陣内さんの本に大きく取り上げられている10の都市の中で今回の野口さん設計のツアーに含まれていない2つの1つがシャッカなのだ。ここは今では良質のアンチョビ産地として有名で、ここを訪れるのは次の機会になったけれど、近くでお土産に入手できたのはうれしかった。田園風景にパッチワークされるギリシアとアラブの圖。fbのmichio kinoshitaアカウントに別の写真もアップしています。

オナガに風

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強い風に羽毛を巻き上げられてさすがにちょっと寒そうに見えるオナガ。コンデジの光学30倍ズームならではのショット。もう1歩近づいてファインダーを覗いたらもう姿はなかった。この趣味のおかげで歩くことで脳が活性化するしくみができあがっている。

スズメに髭

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巣作りの季節になってきているようだ。口になにやら咥えた鳥をよく見かけるが写真に収めるのはかなり難しい。こうしてみると髭がはえているようでユーモラスだ。

カブリオレに犬

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通勤途上で思わず撮ってしまった写真。カブリオレに愛犬が似合っている、いいなあ。こんなに立派な車でなくてもいいし、隣は犬でなくてもいいから、なんとかならないかな(笑)。そう言えば今日は66歳の誕生日だ。このヒトは好んで姿を晒しているはずだから盗撮にはならないと感じるけれども、相談の結果、少し手を加えておこう。盗撮は禁句。

Siracusa

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Sicilia series。シラクーザ。ローマ人はここのギリシア劇場は模擬海戦用にレスタウロするのを止めて近くに新築している。ギリシア劇場は音楽祭の最中で現代オペラのセットが組まれ客席の大部分は板製の客席が組まれていた。海戦や剣闘士ショーは過去完了だがギリシア時代のエンターテインメントは基本的に継続されているわけだ。オルティージャと呼ばれる海に囲まれた島状の旧市街が魅力的だった。fbのmichio kinoshitaアカウントに別の写真もアップしています。

オカメザサと梅雨

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「二軒家アパートメンツ」と遊歩道際のオカメザサが地に着いている。雑草が繁茂していた頃は自転車が駐められたりゴミが投げ捨てられたりもしたが今はこの隙間が街を楽しくするのに一役買っている。一斉に新芽が出る今頃はこちらまで元気が出るようでうれしくなる。これもハナミドリのおかげかな。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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