ヘルツベルハー

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黒部の旅 3。YKK黒部寮(Herman Hertzberger1998年)。ヘルツベルハーは好きな建築家ですが実作を体験したことはなかったので、この機会は逃せないと思いました。いちいち納得がいくいい空間でした。ただし外壁の半球上の窪みの集合体は好きではありません。今回の旅のハイライトです。納得いく写真がほとんどないのはどうしてでしょう。

黒部へ

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1988年11月、バブルの頃流行ったボジョレーヌーボー・パーティを事務所で開いて痛飲した翌日、デザイン会議出席のため富山に飛んだその夜に宇奈月温泉で吐血、早朝にタクシーで空港に向かい帰京して以来ほぼぴったり26年ぶりの富山。着陸する頃には空も晴れ立山連峰が温かく迎えてくれました。そしてあの時キャンセルしたYKKの工場見学。忙しい旅程の最後は空港で富山湾鮨。回転寿司とは思えないおいしさでした。富山湾も駿河湾ほどではないけれど水深が深いのだそうです。26年越の旅は大団円。

イカご飯

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長崎の荒木鰹節店で見つけた味付けイカの干物をご飯と一緒に炊きました。おいしい。

猫町の猫々

141124a.jpg141124b.jpg141124c.jpg-由比歩き5。由井正雪の生家「正雪紺屋」で見つけた手ぬぐい。鳥もいろいろいました。

倉沢

141122a.jpg141122c.jpg141122d.jpg141122e.jpg141122f.jpg-由比歩き4。極上の鰺が上がるので有名な倉沢。猫もいて、海を眺めていたりもします。山際を這うように続く旧東海道には町並みの名残。このあたりからの富士山の眺めの構図は見事です。対岸の伊豆の夕景も美しい。

東海道広重美術館

141121a.jpg141121b.jpg141121c.jpg141121d.jpg141121e.jpg-由比歩き3。東海道五十三次の宿場、由比。門の向こうの由比本陣公園内に東海道広重美術館がある。「東海道五拾三次之内」が勢ぞろいしていました。併設の宮川香山の眞葛焼の異常に細やかな立体装飾も面白い。向かいにある「正雪紺屋」は由井正雪の生家。

駿河湾握り

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由比歩き2。魚がおいしいのは期待どおりでした。桜えび、しらすは序の口です。駿河湾の水深が非常に深いこともあってここの海は栄養豊富。元気で新鮮な魚をその場ですぐ捌くのがおいしさの秘訣だそうです。定置網漁の駿河湾握りは真鯛、えぼ鯛、やがら、太刀魚、かんぱち、倉沢あじ、はた、桜えび。「銀太」ではこれが\2,000です。いい店はどこもそうですが大将が粋。由比特産の「しらが」もごちそうになりました。太刀魚の稚魚の天日干し。うまい。ここには何度も足を運ぶことになりそうです。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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