Sandro Botticell

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心優しい差し入れの招待券の1枚は息子に渡して「ボッティチェリとルネサンス」へ。若者でごったがえす渋谷の片隅でこんな時間を過ごせる幸せ。10分のNHKビデオもよくできていました。気持ちは15世紀のフィレンツェに飛んで行っていしまって、うっかりイタリアのチョコレートや鮪の瓶詰を買ってしまいました。お上手。帰り道に1992年にワークショップとして設計したBEAMを覗いてみました。1階角につくった「街に開かれた劇場」は今は吉本になっていて扉のほとんどがつぶされています。富の集積の結果として都市をながめると、彼の地とは大きな違いがあります。
Sandro Botticelli,1445 – 1510。

池袋 かぶと

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ひょんなことから池袋の有名な鰻屋「かぶと」へ。鰻の各部位を串でだす店はいくつか体験していますが、品質の拘りはここが一番。肝に苦味が感じられないのは驚きでした。「腐っていると苦い」のだそうです。店の佇まいに隙が多いのとは裏腹に、豆腐、つけもの、酒などすべてが厳選されています。大将のパフォーマンスをうるさく感じる人もいるかもしれませんが、私はそれも含めて楽しみました。皿にのった小さな赤いのは心臓です。ぴくぴくしていました。

高円寺 天すけ

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現場の帰りにやっと「天すけ」に。雨の予報のおかげか行列は10人弱で40分くらいでカウンターへ。ありそうでない生卵の天ぷらが有名ですが、本質は高円寺の街らしい庶民性にあり。「玉子天丼」は仕事の途中のランチとしてはボリューム満点で昼寝をしたいほど。タレは少し甘めです。夜に来てお好みで飲むのもよさそうだけれど、行列ができていると腰は据えられません。休日昼下がりに「玉子ランチ」を選んで、天ぷら塩で一杯やって、玉子天ぷらの乗ったご飯でしめるのが一番かも。

育鳥

150531.jpg-家とパン屋のあいだに戸袋の中に鳥の巣がつくられているのを発見。餌をくわえた親鳥をカメラにおさめました。

鶏魚

150530.jpg-仕事の帰りの駅前にある1時まであいているスーパーに立ち寄るのもちょっとした楽しみ。半額になっている魚を主とした生鮮食品を物色して、肴や朝の一菜に備えます。食べ方を考えながら素材を選ぶのは刺激的な頭の体操。最近は産地も考慮しなくてはならないので意外に複雑です。イサキの刺身は神奈川産ではなくかなり高く且つ立派な関ものを選択。こうして見事なカルパッチョになりました。飾りで付いていた頭半分でスープをつくってみたら、そのおいしいこと。いい魚を選んで大正解でした。

rose of sharon

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三田のお稲荷さんの近くで出会った黄色い花はヒメキンシバイ(姫金糸梅Hypericum calycinumオトギリソウ科オトギリソウ属)のよう。花びらの小さな切れ込みが点対称になっています。大自然の造形は奥深い。wikiによれば英名はrose of sharon。

busy being born

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鳥たちは今が子育ての季節。巣作り、餌遣りに余念がありません。普段より気がたっていますから、寄るも見るもそっとね。busy being bornはDylanの1965年の作品It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding)から。この激烈な詩を書いた若者が今はシナトラのカバーを歌っています。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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