modern Indian London

ロンドンではレストランにも行きました。Zaika。新しいスタイルのインド料理です。お店お薦めのJugalbandiは懐石料理のように少しずついろいろなものが美しく盛り付けられて出てきます。スパイスの個性によって素材の持ち味を活かした料理。トマト風味のジェラートがふと混ざっていたりする斬新さもあります。サフラン・ライスと供されたHerdwickラムのKoh-e-Roganjoshはインドで最も感動したマトン・カレーを彷彿させる味でした。デザートを含めての6皿にそれぞれお薦めのワインがグラスで用意されているのも気が効いています。シャンパーニュに始まりMas Mudigliza Mauryという初体験の赤のデザートワインが締め。シシリー、レバノンのBekka Valley、オーストラリアのBarossa Valleyとワインの産地は国際的です。そう言えばワイン会社の人が市場の動向を探るのにはフランスではなくロンドンに行く、と言っていました。フランスでは外国産のワインは絶対飲まないだろうし、ボルドーではボルドーしか飲まないし、そういう意味でロンドンは東京と似ているわけですね。短い体験のロンドンに限ってのことではありますが、ワインは東京以上にポピュラーだし、パルメジャーノの塊が並んでいるチーズ屋もあったし、「イギリス不味い」は過去の事のようだと感じました。
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2009/09/25(Fri) 06:43:11 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
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