御影堂小屋裏 090623
小屋裏に入ることができたのも収穫。
これが格天井の見上げ。
そしてこれがその真上の空間。たくさんの人が乗って歩いても平気。普段は目にすることのない大きさの梁が飛び交っています。
小屋裏に無限に続く木の構造体に圧倒されました。屋根の概念をはるかに超えています。平屋の空間の上にある見ることのできない、ヴォイドでしかない、巨大な空間。格天井までが下から8mで、その上は28mもあります。1604年の建立ですが1788、1823、58、64年の4回焼失していて、今回修復されている建物は1895年に再建されたもの。たかだか110年余の物理的歴史です。100年毎の修復、300年に一度は建て替える必要があるのだそうです。石造とは違って儚い。日本独特の建築文化なのでしょうね。最後の再建に際して琵琶湖の水を利用して蹴上から4.5kmの水道を敷設しているのにはおどろき。水源との50mの高低差を利用した消化設備です。
しかし、これはないだろう。東本願寺阿弥陀堂と山田守の京都タワーと原広司の京都駅。シュールというほかはありません。こういうコンテクストに紛れて京都駅ができてしまったと考えると、これがわれわれの文化と言えなくもないかもしれません。いや、違う。
これが格天井の見上げ。
そしてこれがその真上の空間。たくさんの人が乗って歩いても平気。普段は目にすることのない大きさの梁が飛び交っています。
小屋裏に無限に続く木の構造体に圧倒されました。屋根の概念をはるかに超えています。平屋の空間の上にある見ることのできない、ヴォイドでしかない、巨大な空間。格天井までが下から8mで、その上は28mもあります。1604年の建立ですが1788、1823、58、64年の4回焼失していて、今回修復されている建物は1895年に再建されたもの。たかだか110年余の物理的歴史です。100年毎の修復、300年に一度は建て替える必要があるのだそうです。石造とは違って儚い。日本独特の建築文化なのでしょうね。最後の再建に際して琵琶湖の水を利用して蹴上から4.5kmの水道を敷設しているのにはおどろき。水源との50mの高低差を利用した消化設備です。
しかし、これはないだろう。東本願寺阿弥陀堂と山田守の京都タワーと原広司の京都駅。シュールというほかはありません。こういうコンテクストに紛れて京都駅ができてしまったと考えると、これがわれわれの文化と言えなくもないかもしれません。いや、違う。
2009/06/23(Tue) 08:07:39 | doglog
Re:御影堂小屋裏 090623
♡。勉強になりました。ついていけません。