犬神郡多賀 090620
東本願寺御影堂改修工事見学。西に向かう多くはない機会なので滋賀県多賀のNさんの別邸に泊めていただくことにしました。以前から行ってみたいなと思っていたのですが、最近家の前の田圃で米作りを始めたと聞き、その暮らしぶりへの興味が俄かに深まっていました。クライアントでもある友人のTさんのご縁で知り合ったNさんは大阪在住の敬虔なクリスチャンで虎ファン。世界中に張り巡らされた彼の細やかなアナログ・ネットワークが人と人を繋げていきます。振り返ってみれば、私の旅もその大半がNさんのネットワークに由来しています。黒姫、ボストン、サンフランシスコ、シアトル、カリブ、カンボジア、チェンマイそして今回の多賀。
米原駅で車にピックアップしてもらった後、スーパーに立ち寄り、「ちょっと待っててや、これでも聴いて」と一人残された車中に流れてきた曲はなんとDance Me To The End Of Love。ここのところTogether Through Lifeの次によく聴いているLeonard Cohen Live In Londonのオープニングでした。Nさんが一緒に仕事をしている加藤登紀子さんがこの歌をカバーしているのだそうです。音楽に詳しいNさんとは言え、この符合にはびっくりしました。
多賀は琵琶湖の東側、米原の南方に広がる穀倉地帯にあって、鈴鹿山脈に連なる山が東側に迫っています。これは家の東側にひろがるお百姓さんの水田。Nさんの田はこの手前にあって田植えを終えたばかり。無農薬を貫くために合鴨でいくか泥鰌でいくか議論をしていました。合鴨には鼬、泥鰌には鷺という天敵が身近にいて、簡単ではないようです。どちらも美味しそうというのは、食客の感覚。時間は三鷹よりももっとゆっくり流れていて、夜遅くまでしっかり呑みました。
犬はいなくとも、朝の散歩に出ました。近くにある「野鳥の森」に登って灌漑用の池を巡って降りたところの集落。清らかな水音だけが聞こえる静かな朝です。
ところどころに蔵が残っています。薪、いいなあ。
米原駅で車にピックアップしてもらった後、スーパーに立ち寄り、「ちょっと待っててや、これでも聴いて」と一人残された車中に流れてきた曲はなんとDance Me To The End Of Love。ここのところTogether Through Lifeの次によく聴いているLeonard Cohen Live In Londonのオープニングでした。Nさんが一緒に仕事をしている加藤登紀子さんがこの歌をカバーしているのだそうです。音楽に詳しいNさんとは言え、この符合にはびっくりしました。
多賀は琵琶湖の東側、米原の南方に広がる穀倉地帯にあって、鈴鹿山脈に連なる山が東側に迫っています。これは家の東側にひろがるお百姓さんの水田。Nさんの田はこの手前にあって田植えを終えたばかり。無農薬を貫くために合鴨でいくか泥鰌でいくか議論をしていました。合鴨には鼬、泥鰌には鷺という天敵が身近にいて、簡単ではないようです。どちらも美味しそうというのは、食客の感覚。時間は三鷹よりももっとゆっくり流れていて、夜遅くまでしっかり呑みました。
犬はいなくとも、朝の散歩に出ました。近くにある「野鳥の森」に登って灌漑用の池を巡って降りたところの集落。清らかな水音だけが聞こえる静かな朝です。
ところどころに蔵が残っています。薪、いいなあ。
2009/06/20(Sat) 12:34:58 | doglog