町役場
但馬・丹後の旅。宮脇檀の出石町3作目は役場庁舎(1993年竣工2005年から豊岡市役所出石庁舎)。コの字に囲われた中庭沿いに2層吹き抜けの「路」が通る。竣工時は中庭は子供たちが遊べる水盤だったそう。集会室だけ平面的に角度が振れていて大きな開口部から隣に建つ町のランドマーク「辰鼓楼」を臨めるように考慮されている。ここでは城下町を活かす会元会長の「観光カリスマ」から宮脇さんと町とのつながりについてレクチャーを受けた。建築はこういう人材も育てているのだ。神戸新聞が私たち一行を取材してくれて翌朝刊に掲載。地域が宮脇さんの建築に熱い思いを持ち続けているようすがわかる。うれしいことだ。
2018/07/21(Sat) 08:00:03 | doglog